退職後の最初の釣りはどこにしようか？当然ながら ｢これぞ渓流｣ ってところに行きたいが、関東の川は情報不足だしまだ色々と忙しい。でも釣り欲は早く満たしたいから、今回は管理釣り場にした。ボクひとりだと以前よく行っていた中津川にしたいが、ここはフライだとよく釣れるが、ルアーのカミさんには少し厳しい。水質や渓流感を大事にと、今回はリヴァスポット早戸にした。入漁料ひとり5,000円は痛いけど。
20223年4月25日(火)
天気は曇り、気温もこのところの春とは思えない陽気が去って寒めと釣りには絶好。個人的には ｢釣り｣ とは早朝の朝まずめを狙うモノ、なので真っ暗な早朝に家を出るのが当然ではあるが、ここはカミさんに遠慮して、いつもの通りの朝食を取ってから出発。心の中は遅れを取っているソワソワ感を抑えつつ。
9時到着、ここは3年半ぶりか。平日というのにまあまあヒトは居る。変わらず水質はきれいで澄み切って、魚がよく見える。カミさんと並んで、人が居ないポイントに立つ。最初のフライは白っぽいニンフ系で沈めてみる。マーカーを付けずにフライをなんとか目で追い、見えなくても水流からフライの位置を想像し、魚の動きから合わせを入れるやり方で、7投目あたりでヒット。45cmくらいのきれいなニジマスだった。う～～ん、この引き！最高ですな、退職して良かった！
それからもニンフとウェット中心で、フライを交換してから5投目くらいまでは反応がある状況が続いた。久々の釣りのせいと、ラインやティペットの整備をしてこなかったせいか、結び目の抜けによるバラしが多い。あとは、合わせた瞬間かかっているが、すぐ抜けるバラしも多いがあまり気にしない。結局最初のニジマスが最大で、あとは30cm前後のアベレージサイズばかりになった。午前中は、10匹ほどキャッチ、同数以上バラしもある。残念ながらカミさんはボーズ。
併設のレストランで昼食後、別のポイントで再開。今日は平日なので無いのか？と思っていたら、13:45に待望の放流。そのおかげと言ってはいけないが、ようやくカミさんに2匹ヒット。新人のニジマス君なのでしょうね、来てくれてありがとう！ようやく笑みがこぼれる。ボクも湯を沸かしてコーヒーを入れる余裕が生まれた。
管理釣り場はルアーよりフライが圧倒的によく釣れると思う、今日もそんな感じ。ボクは数投に1回はなにがしかの魚からの反応が合ってとても面白いが、なかなか釣れずに沈黙するカミさんをみれば楽しめない。
カミさんはルアー派、しかもスプーン一辺倒のこだわりがある。その上今日はなぜかライントラブルが多くなおさら釣れない。ボクが代わりにキャストしてみると、ルアーの重さとロッドのしなりと硬さが合っていないようだ。4年前購入したときはそうでも無かったようだが・・？？・・。1g前後のルアーにはもっと柔らかいロッドじゃ無いと飛ばないな。
それでも根性を出しカミさんは、17時ぎりぎりまで粘ったが、あの2匹だけでした。う～～ん、管理釣り場なんだからもう少しやる気を出して欲しかったな、ニジマスさん！言いたくないけど、5,000円ｘ2名だからね。ボクは、30匹くらいかな～～。
それでもあっという間の8時間で、自然の中で思いっきり遊んだ心地よい疲れが残りました。
今度は海釣りに行きたい。関東に住んで海釣りは全く機会が無いが、まずは防波堤からアジングかな。でも、他の予定がいろいろありしばらく釣りはお預けか！
フライメモ：水が澄んでいるし目の前に魚が泳いでいるから、水中のフライも色にもよるがなんとか見える。フライのそばで魚がそれっぽく反転したら合わせる、ではうまくフッキングしないし、しても外れることが多い。どうも魚は、まずはそっとフライに食いつくだけのようで、そこで合わせれば良いようだ。ただし見極めるのはかなり難しい。
いずれにせよ魚たちは、食いつきにはかなり用心しているようで、マーカーを使用しても合わせのタイミングはかなり微細なようだ。となるとルアーも合わせの取り方がかなり高度になるのでは、と思った。
笑い話：カゲロウ系のハッチが有り、14番のドライフライを試そうとしたが、ティペットをアイに通すことが出来ずあきらめたことがあった。今使用している老眼鏡では糸も穴も見えません！虫眼鏡が必要でした。
コメント