退職後活動の4つのテーマのウチ、「山登り」 がボクは一番経験値が少ない。でも可能であればこれから、日本百名山の中から50座は登ってみたいと思っている。(完全制覇を狙っていないところが情けないけど・・)。
とりあえず退職後の第1登目は、場所や難度からは高尾山が妥当な線だろうが、これまで何度か登っているので、最初の登山は一応百名山でも、いちばんやさしい筑波山にした。
テニスに燃えているカミさんなので、筑波山程度の日帰り登山くらい、脚力も体力も何でも無かろうと思っていたが、事前の弱音と文句が多いので、高低差が無く楽な 「つつじヶ丘往復コース」 とした。ちょっと物足りなさを感じるが、まずは足慣らしと、とりあえずはやってみることだ。
2023年4月20日(木)
天気予報を睨み、週の中では一番天気が良い日を選んだ。こういうことが出来るのも、無職ならではのこと。通常山からの眺望は、空気が澄んで安定している午前中が良いので、早朝出発としたいところだが、カミさんに遠慮して通常通りの起床とした。それでもテキパキと朝食まで済ませて、7時には出発。
圏央道でひどい渋滞に遭い、10:45つつじヶ丘の駐車場に到着、ヒトもクルマもまばら、11:00登山開始。これまでのボクの登山スタイルは、グイグイとがむしゃらに登るイメージだったが、これから特に登りはのんびり息を整えながら景色を楽しむイメージで、ゆっくり登ることにした。頂上獲得では無く自然を楽しむこと!
今日は天気は間違いないし、最悪何かあってもロープウェイもあるし、たかだか900m弱の低山なので、雨具の上下とダウン・非常食を置いていくのも考えたが、登山の最低限のマナーとしてザックには入れて登った。と思ったら、途中で水がペットボトル各1本と足らないと気がついた。やっぱり少し筑波山をなめているのかな?
標準タイムと同じぺースで、弁慶茶屋跡まで40分、その後女体山頂までは、奇岩などが多く有り寄り道などで時間がかかったけど50分で登った。女体山の頂上は、数人しか立てない岩の上で少しスリルがあった。肝心の眺望は、黄砂なのか気候なのか、霞がかかって遠くまでは見通せないが、それでも爽快感があった。1時間半と短い登りでも、頂上に立てば変わらぬ達成感ですね。
12:40せきれい茶屋にて、山菜そばを注文する。山頂の茶屋なので失礼ながらあまり味は期待はしていなかったが、出汁が効いてちょっと濃いめのスープが抜群だった。九州人は実はうどんにうるさい、ボクは特にスープにはこだわりがあるが、身体を動かしたあとのせいか、塩分が効いたスープは秀逸でした。
他の登山者は、ガスバーナーで調理したり、持参お弁当を広げ分け合ったりと、食事内容が豊富で楽しそう。ちょっとうらやましい気分になる。30数年前、カミさんと九州の久住山に登った際は、軽く考えバナナだけの昼食にして物足りなさを感じていたら、隣の祖父と孫の二人組みからおにぎりをもらい、そのうまさに感激したことを二人で話す。やはり、運動のあとは炭水化物、米のメシだよな~~~。
どうもボクは重量を考え食事は簡素にする思考があるようで、この傾向は止めるべきだな!
男体山頂の方に行き、展望を眺め少し時間をつぶす。天気は良く、汗ばんだ身体をほどよい風が通り過ぎとても気持ちが良い。だいたい山には神社があるが、いつも賽銭を忘れてしまう、次回からは忘れず。
自然研究路を1周するつもりが、迂回路に入ってしまい、20分ほどで戻って来てしまった。まあ今回はここまでとし、御幸ヶ原でご褒美でソフトクリームを頂こうとするが、お店の方が一人でドタバタされているようで止め、来た道を下山する。
ランニングで鍛えているつもりだが年齢には勝てず、足腰の踏ん張りが効かず、粘りがなくなっているのは自覚しているので、下りは十分な注意が必要。若い頃だったらこれくらい飛び降りてたような段差も、ドッコラショ!だからな。ここで、ねんざやスリップなどで怪我はしたくない。それとヒザね。ヒザの故障はしょっちゅうだから。
鳥の声がよく聞こえる。30年前は野鳥の会にちょっとだけ入会していた。一度真剣に勉強し、鳴き声から鳥の名前がわかるようになりたいと思う。双眼鏡で鳥を見つけ観察する楽しみは、老眼と反射神経劣化でかなりハードだと思うから。
15:30無事下山、そばの筑波山京成ホテルで日帰り温泉のつもりだったが、入浴料が1,000円とお高い、風呂よりおいしい外食が良くないか!となり、そのまま帰路につく。圏央道でまた渋滞に遭うが、途中のサービスエリアでしっかりソフトクリームを食べ、18:30無事帰宅。ちなみに、「おいしい夕食」はさんざん車中議論した末に、やっぱり運動のあとな米と肉が必要、で吉野屋へ。牛皿と他の肉のWセット、二人で1,750円だけど贅沢感、旨いし安いから満足感、大正解でした。
これで、百名山の1座は制覇しました。とりあえず今後は同じレベルの低山クラスで、関東近郊を少しずつ登っていきたい。
■その他① 登山アプリのYAMAPの使い方が良くわからず、登山履歴は残りませんでした。これも事前学習が必要ですな。
■その他② 平日といえども、登山者は多いと感じました。でも女子率が高くないか?8割は女性じゃないだろうか。
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