長州へバイク旅2025 【2/5 銀山を巡る】

生野に続き、石見銀山を見学した。ここは世界遺産、素晴らしい!

6日目 境港で会食

5月27日(火)
 出発してからここまでずっと雨気味だったが、今朝はようやくスッキリと晴れた。
 9:00、キャンプ場を出発、今日のルートは、道の駅みなみ波賀→道の駅あわくらんど→R482辰巳峠でコンビニパンの昼食→道の駅風の家→鬼女峠→米子→境港の旅籠屋に到着
 本日の走行は、258km、このうち180kmほどは、のどかな田舎道で、前後に車無く、信号停止無く、超快適な快走路だった。山陰はバイク天国だ、北海道に行く必要なし!ブラボー!
 夜は米子勤務のK氏と、去年に続き、境港で会食した。

中国地方の山中はこんな田園風景で、誰にも邪魔されずバイクを走らせることが出来る、サイコーです。
快適な走行を楽しんでいたら昼メシを食べ損ない、コンビニパンを買い辰巳峠と言うところで食べた。
伯耆大山、裏側というか南斜面が太陽に照らされてとてもきれい、去年もこの景観を見た。
境港は、水木しげるで有名、ゲゲゲの鬼太郎。去年は行き損なったのでちょうど良かった。
水木しげるロードでは、そこら中に妖怪が居る。ポーズを真似た写真をいくつも撮った。
境港は天然の良い港になっている。今夜の会食では、お魚が美味しいだろう。
去年に続きK氏と会食、直前の連絡、しかもわざわざ米子から境港まで電車で来てくれました。

7日目 境港→三瓶山

5月27日(火)
 今日も山陰の田舎道の快走を楽しんだ。途中トイレに寄った道の駅が富田城跡、趣のある山城で見学した。標高は190mだが、なかなか急峻で堅固な城だと推察できる、毛利元就に侵攻されたそう。
 今夜から2泊は、三瓶山北の原キャンプ場
 本日の走行 134km

たまたま寄った月山富田城跡、見上げると難攻不落のお城のようで興味をそそられた。
汗びっしょりとなって登城、石垣も少なく城跡の遺構は見えないが、確実に山城だったとわかる。
去年見学した足立美術館がすぐそこに見える。宍道湖もきれいに見える、なかなかの名城でしょう。
2泊したキャンプ場、施設は良く管理されているが、トイレ和式、バイク乗入れ不可、携帯電波が届かない、が残念。
今夜はこの広大なサイトにボクひとり、もう慣れたが、都会周辺以外の平日はキャンパーは少ない。

8日目 石見銀山

5月29日(木)
 今日は世界遺産の石見銀山へ、10:30~13:50と昼食抜きで、夢中になって見学散策した。
石見銀山世界遺産センターも見学した。
 キャンプ場は高度が高く、今夜も寒かった。

500円で90分のガイドに参加。片道2.3km、かなり早口で説明され、歩きも速い、お年寄りは大変。
結果から言うと、ガイドツアーは非常に有意義で感銘を受けた。ちなみに鉱脈は東西方向だそう
坑道のことは「間歩」(まぶ)、龍源寺間歩に入った。生野や佐渡のように人形は置かれていない(から良い)。
手彫りによる粉塵、灯りの油の煙などで鉱山夫は健康を害することが多いが、高山病対策は早かった。
ご説明には多くの感動を覚え、メモしていたが追いつかなかった。下段に少し整理しておく。
採掘作業には多くの危険が伴うので、ここには多くの神社仏閣が有るとのこと、大いに納得した。
支配政権にとって最重要な銀の生産、かつては多くの人と物があふれかえる大都市だったのだろう。当時の繁栄を想像する。
これはちょっと近代の、清水谷精錬所跡。この頃になると採掘がうまく行かなくなったようだ。
当時の町並み、武家・町屋ゾーンも歩く、結局3時間半も滞在した。16,000歩、大満足。
石見銀山を楽しんでいたら昼食が遅れ、近くの道の駅ごいせ仁磨へ、大あなごの天丼、旨かった!
気持ちの良い夜、いつもは酔っ払って早く寝るが、今夜はしばらく、虫の声、風の音、夜の自然を楽しんだ。

石見銀山での走り書きのメモ
・戦国後記から江戸前期が最盛期、日本最大級の銀山、1943年に閉山
・鉱山と言えば普通は”禿げ山”だが、岩見は自然景観が残されているのが評価されて世界遺産
・当時から、森林管理、鉱山夫の健康取り組み、日本最古のマスクなど
・ブラタモリで、カナヤマグサと呼ばれるシダは、重金属を含む土壌によく見られると
・当然だけど銀山は激しい争奪戦、毛利→織田→豊臣→徳川
・日本には26の世界遺産、ここは外人に一番不人気の世界遺産(笑い)
・間步は1,000洞、銀はこれの1/3、先に鉱山夫が家紋を彫れば半径23mは採掘権
・盗難防止はどうしていたんでしょうね?聞けなかった。

9日目 KR氏宅に泊まる

5月30日(金)
 キャンプを撤収するが、ポツポツ雨が降ってきた。隣のテントのオジサン(広島)と話したあと、雨着を着て出発する。
 今日のルートは、R375を西へ横切って、県道を南下する。道の駅かわもと、R261から県道を西南へ、R186を南下、道の駅とごうち、今日も快走路を心ゆくまで楽しんだ。14:25、KR氏宅へ到着。
本日の走行 122km

※KR氏とは、
 去年、北海道の岩見沢のキャンプ場(北村中央公園)で隣同士、以来インスタで繋がる仲、今回ご自宅近くを通過予定で、会いませんかと問いかけていたら、
『雨だからウチに泊まりなさい』
と言われ、素直にお邪魔することになった。一般常識のヒトは、お断りして近くのホテル泊にするらしいが、この辺がボクはまだ海外ボケでピントがすれているようだ。
 再会を喜び、いこいの村で温泉に入り、深入山など安芸太田を案内してもらい、美味しい広島焼きのあと、ご自宅で長時間お話しした。お互い確固たる趣味を持ち、退職して趣味生活を楽しむモノ同士、話は尽きず楽しかった

背面はKR氏の遊びのフィールド深入山、趣味を持つモノは共通で、目がキラキラしている。
失礼ながらスゴい田舎道に、ポツンとあったお好み焼き屋さん、でも本格的な広島焼きでとても美味しかった。
ココちゃん、早速カミさんに写真を送った、我が家の最大の議題は、次のワンコを向かい入れるか?
ご自宅で乾杯、話題は、アクションカメラ、くるま、バイク、スキー、資金、老後、家族・・。
こんな豪華な寝室、パジャマ代わりのきれいなジャージを持参していて良かった。

10日目 萩に入る

5月31日(土)
 ホットサンドの美味しい朝食を頂き、8:20、KR氏宅を出発する。
ーお世話になりましたー

 津和野に寄ってみた。SL機関車の走行と回転が見られたことは感激した。迫力あるSLが走るビデオはインスタにあげている。(→インスタは jirogoro.ken で検索下さい)
 萩の反射炉と、造船所跡を見学して、萩のビジネスホテル長谷川にチェックインした。
 本日の走行 189km
 ついに今回の旅の目的地に到着した。

津和野の太皷谷稲成神社、1,000本の鳥居が圧巻、某国のヒトが好きな景観、まだ知らないのか外人は少ない。
津和野自体には興味は無いが、18歳の時バイク一人旅で来ている、だがほとんど覚えていないな~~
ちょうど土曜日でSLが到着。終点のせいか煙が出ていないが、それでも迫力満点、心が躍った。
折り返しでSL機関車の転回作業そばのオジサンが優しく説明してくれ、ボクは撮り鉄の心を理解できた。
KR氏お薦めの笠山へ、展望台は工事中、ちょうど良い機会なので濡れたテントを駐車場で乾燥した。
反射炉→萩は試作のみ稼動していない、稼働で現存は韮山のみ、現存しないが佐賀と鹿児島は稼動した。
恵比寿が鼻造船所跡、実際の跡地はこの石垣では無くそばの土の中、なんか佐賀の三重津海軍跡に似てない。

【2/5 銀山を巡る】終わり>

【1/5 雨中を西へ】ブログは →こちら
【3/5 長州を満喫】ブログは →こちら
【4/5 瀬戸内側へ】ブログは →こちら
【5/5 梅雨の帰路】ブログは →こちら

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