湘南マラソン2024【本番編】

ランニング
かなり真面目に頑張った事前練習でのぞんだが・・

 当日は快晴、昨年苦しめられた風も無く、年寄りにはありがたく気温も高いと、マラソンには絶好のコンディション。体調も特に不安は無い。昨年の失敗を分析し、対策もバッチリ
 さて、どうだったか、、

会場に到着するころ、富士山がくっきりと美しく。今日の良い結果を約束してくれている?と思いたい。

結果は? まさかの大失速

 まず結果から言えば、5時間42分17秒 と信じたくない結果となりました。
 
 ざっと経過を書けば、
 スタートまでにトイレに3回行くことが出来、昨年気になった頻尿問題はクリアー。また走りは計画通りに、オーバーペースにならないよう常に気を付け、30kmまでは絶対苦しくならず、周囲の雰囲気に飲まれずキロ7分弱ペースを守って走った。また、4km毎に水分とエネルギー補給をすることも淡々とこなした。
 なのに、25km過ぎに急にふくらはぎとモモの筋肉が硬直し、走ることが出来なくなりそこからは、”歩いては走る” のジゴクのランニングとなった。リタイアが何度も頭をよぎった。残り17kmを3時間でゴールできるのか?足の痛さや身体が動かない苦しさもすごかったが、練習でも出たことが無いこの症状に驚き、何よりも受け入れたくないこの現実にココロが完全に折れた。

周囲のランナーのペースに巻き込まれないよう、Fグループの後ろからスタートした。
江ノ島折り返し、まだ18kmというのにペースが落ちだし、身体の異変に気がつきだしたころ。
家族が待つ26km地点、この1km手前で足の筋肉が硬直し足が止まった。こんなはずでは無かったのに!

惨敗の原因は?

 ここで今回惨敗の理由を言っても、『言い訳に過ぎない』のは承知しているが、今後のために原因分析はしておこう。
 上記でも書いているが、走るペースは”とにかく遅く、疲れない”と気を付けそれは守れた。走り始めに、
  『今日は上体が仰け反っているな~~』
とは思っていたが、あまり気をかけなかった。
 
 20kmを過ぎるころ、ペースが落ち始め、どうした? とカラダと会話した。
  『あっ!』
と気がついた。腰痛防止で装着している、腰バンドがずり上がって腰では無く上半身を締めている。奇しくも数日前に見たランニングTVで、上半身が固く動かせないと、足に負担が大きい と言っていたのを思い出した。  
  『まずい!』
 すぐバンドを下げて装着し直すと、身体が軽くなった。がすでに20km以上走って遅かった、このあとの25kmで完全に足が止まってしまった。

 ”走る” この動作は、身体全体をバランスよく使わなければならないのに、今日のオレは腰バンドで上半身を固めて動かないから、下半身だけで走った。リズムで走れず、筋力だけで走り、負荷全てが足に集中した結果と言うことだ。
 
 なぜ腰バンドがずり上がっているのか?
 言うも恥ずかしい理由だが、スタート前に穿いているオムツが外から見えないようタイツを何度かグッと引き上げていたので、必然的にバンドもずり上がったと言うことである。

 そもそも、腰バンドを装着してまで出場すべきだったか?まずは、腰痛を完全に治すのが先では無かったのか、今さら言っても・・・。

この腰バンドで腰痛が消えた。今日は外すことも考えたが、長時間のランなので途中で再発を恐れた。
30km付近。もう半分は歩いているから、写真を撮ることは出来る。悔しいがせめて笑った顔を!
準備したエネルギー補充品など、スタート前、持参する、途中家族から渡してもらう、など入念検討分類したのに。

トイレ問題

 昨年苦労したトイレ問題、今回は水分を充分摂り、スタート直前までトイレに並び、完全に出し切ってからスタートできた。ちなみに、会場到着後からスタートまで2時間あり、トイレは3回、スタート後は20km地点で1回だけ。今後のデータとしたい。

 そして直前まで悩んだが、オムツは着用して走った。上記の20km地点は、オムツ内で済ました。26kmのカミさん応援地点で外す予定だったが、足の異常が出てどうなるかわからないので、結局着用したままゴールした。終わって、汗もかなり吸っているのかずっしり重かったので、どこかで外すのが良いだろう。今後のために結論→オムツは使える。

日陰は肌寒いが、日が差すところは汗がドッと出る。おかげで尿意があまり来なかった17km地点
スタート前、緊張・興奮せず、事前に決めたとおりの手順で準備にかかりたい。もちろんトイレも。

応援ありがとう

 カミさんと、カミさんの友人Nさん彼氏が応援に来てくれた。往路は10.5km地点、復路は26.0km地点、ゴールの3カ所で応援してくれた。

26km地点、娘の彼氏MHくんから、エアーサロンパスをたっぷり吹き付けてもらう。少し楽になった。
結構遠方だし、会場は広い上に人が多く移動が面倒、応援者は相当大変なのに、今年もありがとうございます。

今後は

 事前に決めていたが、湘南マラソンは来年から出場しない。この成績で去るのはとても悔しいが。
 理由は二つ、
 ①開催時期(10,11月は季節柄、他のアクティビティーが忙しく、練習量が確保出来ない)
 ②交通の便(バス直行往復は有難いが、電車利用の応援者は混雑など大変、※ただしあくまで我が家だけの問題で、大会運営は素晴らしく万全で全く問題無いです。)
 来年からは、以下にする。
2月の青梅マラソン(30kmだし、家から近い)
3月の佐賀マラソン(どうせこの時期帰省する)

地獄の果て”と呼びたい40kmの折り返し地点、ここにたどり着くまで何度ココロが折れたことだろう。
ゴールまであと1km、最後の踏ん張りのところ。この写真を見ても上体がかなり反っている、イカンね。

次のマラソンへ向けて

 正直、今回のことでマラソンは止めようかと本気で思った
 事前に35kmと32kmを練習ランしているが、今回のような足の筋肉の硬直現象どころか、歩くことも無い。ただ、昨年の30kmランに比べて、走力がかなり落ちたと感じたが、コレも腰バンドのせいだったのか。
 腰バンドで腰痛が治ったおかげで、バンドに頼りすぎていたようだ。一度バンド無しでランして、腰痛が戻ったことで怖がっていたが、そもそも腰痛の原因は何か
 腰痛は体幹筋肉の衰えからくると言うし、そのような自覚症状もある。次の佐賀マラソンまでまだ3ヶ月はある。体幹を鍛える練習に力点を置いてみよう

ここまで歩かず走りきるが今回の目標だった。冷静に振り返れば十分可能だった。何か歯車みたいなモノが狂ってしまった。
ゴール直前、足は全く動かないし、心拍数は爆上がり。娘が写真撮っているのはわかっているので必死の走り!

今回の事前準備や練習をまとめたブログは→ 湘南マラソン【準備編】

〈湘南マラソン2024【本番編】 終わり

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