北京観光その3

現役時代

2020年11月1日 

O君、B君と

社員Nie君のおかげで特別チケットをもらい、故宮博物館(紫禁城)に入れることになった。普段は簡単に入れないらしい。Nie君の家は、北京では名家らしい。

 

 

太和殿、中和殿、保和殿の三つが見どころ。太和殿は簡単に言うと式典が行われた場所。この場所で皇帝を前に官史たちが三跪九叩頭の礼を行った。中和殿はその皇帝が姿を現すまでの休憩室、楽屋的な存在、高級官僚のみ来られた場所。さらに奥へ行くと保和殿があり、ここは式典に出る前の皇帝が着替えをした場所。また毎年モンゴルやウルムチなどの王が集まり宴会をした場所でもあり、科挙の最終選考が行われた場所でもある。

 

 

 

 

 

さすが中国、スケールはでかい!

普段は入れないにしては、ヒトだらけだった。

 

 

 

 

 

天壇公園、明・清の歴代皇帝は、代々この公園で五穀豊穣を祈っていた。北京にはこの時代の皇帝の祭祀建造物が9箇所に存在していて、その中でもここは“天”を祭った最重要地点。1998年にはユネスコ世界文化遺産にも登録された。この敷地全体で当時の中国の宇宙観を表現していてとてもユニーク。

例えば、天壇の北側は半円形で、南側が四角い(天は丸く、地は四角い)ことや、北を高く、南を低くすることで天地を表現している。

 

 

 

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