秋の京都くるま旅 2023年11月

秋の京都 紅葉を満喫した!

 北海道と仙台、紅葉観賞の空振りが続いたので、紅葉の本場、京都に行くことにした。今回はさすがにキャンプ泊は無理、ホテルに3泊する。紅葉シーズンに入った京都市内のホテルはおそろしく高く、琵琶湖畔に安いホテルを見つけ、ここから京都までは電車で往復した。

DAY1大原 寂光院はメッチャ良かった!

2023年11月21日(火)
 高速道路の割引を利用するため、深夜2:30に起床して、3:40には無事高速道路に乗れた。トラックだらけだけど順調に走れる。愛車シエンタは、速度90km/hくらいが燃費も良いし室内は静かで快適、急ぐ旅でもないのでのんびりムードで走行する。PAでちょっと仮眠したらスッキリ。
 浜松あたりで夜が明けた。

浜名湖PAでうどんの朝食

 旧東名高速道路を通り、竜王ICで高速を降り、琵琶湖大橋を通って、11:45京都大原三千院に到着。結構ヒトは多い。

三千院へ到着。紅葉はちょうど見頃のようで、平日というのに観光客はすごく多い。外人も多いね。
三千院のお庭、紅葉した赤い木は少ないが、それがちょうど良い美しさ。
三千院 
三千院 杉が直線上に真っ直ぐ、そしてはるか上の方だけに枝が、面白い(カミさん感想

 駐車場のおばさんは薦めなかった寂光院まで歩く。こぢんまりしたお寺だけど、雰囲気が抜群。お寺の方の説明がありさらに好感度アップ、よって、抹茶を頂いた。
 ここは過去、放火で焼けたんやね。

寂光院 普通の民家や農地の間を15分くらい歩いて、到着。静かな佇まいである。
寂光院 ご本堂 壇ノ浦の戦いで敗れた平家側、建礼門院さんが過ごされたことで有名。
寂光院 う~~ん、素晴らしい
寂光院 とても良い寺だったので本堂の縁側でお抹茶を頂く。書院の中だと1杯が1,000円、縁側だと500円でした。
寂光院 抹茶と苔のお庭のコラボ写真 のつもり
今年初めて真っ赤な紅葉を見た。

 今回のホテルは滋賀県・草津市のHOTEL21、JRの駅まで徒歩10分、広い駐車場、部屋は清潔で全く問題無し、大当たりだった。今後、定宿にしよう。

DAY2 嵐山 トロッコ列車に乗れた

2023年11月22日(水)
 今日は嵐山方面へ。秋シーズン真っ最中でヒトは多いだろうから、事前に”紅葉の穴場”を調べてそこへ行くつもり。でも、ネットに穴場と記載してあればもう穴場じゃないかも?とも思うが・・。
 JR草津駅から京都駅まで7駅で20分くらいで便利。

 JR嵯峨嵐山駅へ向かう途中、
   
   「10日前には全て満員だったトロッコ列車は、キャンセルでも出ていないか?」 

 と調べたら、空きがある模様。結局、窓口で当日券が取得可能とわかり、45分ほど並んで夕方の往復切符が取れた!ラッキー!

JR嵯峨駅を降りたら、トロッコ列車の出発駅があった。どういうシステムかは理解できなかったが、ネットは満員でも、当日券はあるとのこと。
紅葉の真っ最中なのでかなりの人が並んでいたが、なんと夕方往復のトロッコ列車に乗れることになった!

 予定を変更したので、近場で夕方まで過ごすことにし、まずは歩いて大覚寺へ。その後、清涼寺のつもりが、お昼前になったので、湯豆腐の食事をした。

大覚寺の入り口で真っ赤な紅葉がきれい。
大覚寺 ここはヒトがそう多くなくゆっくり拝観できた。中の庭にには紅葉はなかったが、きれいな日本庭園に気分はゆったり。
大覚寺 ふすま絵が素晴らしい!
大覚寺 「門外不出」の嵯峨菊、花は、下から「七輪、五輪。三輪」と決まっているらしい。
大覚寺の嵯峨菊 嵯峨天皇がその気品ある姿と香りを好んだ、風情と格調を兼ね備えた菊とのこと。
大覚寺から見える大沢池、湖面に紅葉が映える。「逆さ紅葉」が見えた。

 昼食後、渡月橋へ。TVとかに良く出る有名な所は、カミさんに見せておけば後から喜ぶから、と人が多いは知りつつ行ってみる。その他散策で、竹林、天竜寺、宝厳院、などは通るだけにした。

 出発までまだ2時間もあるが歩き疲れもあって、トロッコ駅のベンチで時間をつぶしていたら、様々な方ととお話しすることになった。朝、切符買うときに一緒に並んだ諏訪からのUさんともまた会い、一本前に乗車されるとのこと。ワンちゃんが居るので、往きは奥さんひとり、復路は旦那さんひとりで乗車されるとのこと。ワンちゃんファースト、良く解ります!
 今日は22,000歩

昼食は、湯豆腐を食す。
渡月橋 平日なのになかなか前に進めないくらいヒトは多かった。
渡月橋で、TV番組「ゴゴスマ」の奥平さんが生中継していた。TVカメラは確実に我々夫婦にも向けられ、中継に映ったはずである。
一応、大混雑の竹林も行ってみる。日本人の我々には、竹はまあ珍しくもない景色かな?そう思って、途中で引き返した。
人力車は通行人が居ない別コースで、ゆったりと竹林の撮影が出来るらしい。
宝厳院 中には入らず通っただけだが、ここの紅葉は素晴らしかった。ライトアップもあるらしい。
いよいよ嵐山のトロッコ列車へ
駅員さんが盛り上げてくれ、出発。光の幻想列車、トワイライト列車!
嵐山トロッコ列車 往復とも夜のライトアップによるトワイライト列車になってしまった。せめて往きは明るい時刻の列車にすべきだったかな。
嵐山トロッコ列車 暗いうえに走っているので、写真がうまく撮れない!紅葉には少し早かったようだ。
嵐山トロッコ列車 写真よりビデオの方がうまく撮影できる。往きは要領を得ず良い写真が撮れなかったが、復路はだいぶマシな写真が撮影出来た。
嵐山トロッコ列車 昼は暑かったが夜になったら気温が下がり、当然窓は開いているので風が入ってきてとても寒い!
嵐山トロッコ列車 途中の駅はこんな感じでライトアップされていた。
嵐山トロッコ列車 案内の車掌さんが素敵な声で歌うサービスまであった。楽しかったです。
夕食は、ホテル近くの餃子屋で、歩き疲れと空腹でヘロヘロ、夫婦とも笑う元気なし、目が血走っている。

DAY3 清水寺が一番かも

2023年11月23日(木)
 今日は祝日、予定では洛北の無名の寺で紅葉を楽しむ計画だったが、昨日までで紅葉は一応満足したので、三十三間堂~清水寺~八坂神社のテッパンコースを歩いて廻ることに変更した。現役時代は外国人社員を連れて何度も訪れてはいるけど、退職して今後何度も京都は来るとしても、まずはここを見ないといけない感じがする。

①三十三間堂
中は無論撮影禁止、1,001体の千手観音様には圧倒される。良く見ると一体ずづ異なるんやね。

三十三間堂 堂々たる木造建築物の大きさには圧倒される。この構造物だけでも素晴らしい。
三十三間堂 当時のヒトはどういう思いであれだけの数の千手観音様を彫ったのだろう?それを想像するだけでもここは興味深い。

②清水寺
 今日は祝日、当然ものすごい観光客、ここは特にガイジンさんも多い。なのでまったく期待していなかったが、舞台に上がれば、紅葉は息をのむ素晴らしさだった。今回の旅で「一番美しい紅葉」だったと言える。

清水寺へ続く産寧坂 この人混み、きゅうりとアイスクリームを持って歩く若者を良く見たが、流行っているのかな?
清水寺 大混雑でまったく期待していなかったが、来てみれば、やはりここからの眺めは素晴らしい。
清水寺 今回の旅のベストショットではなかろうか。清水の舞台と周囲の紅葉がとても美しい!
清水寺 このまだら色がなんとも美しい!
清水寺 紅葉とお寺の対比がなんとも言えないネ。この撮影ポジションは順番待ちです
清水寺にて 昼食にはまだ早いがどこも観光客でいっぱいだから、気分の良さそうな茶屋を見つけ、早めに腹ごしらえ。

③八坂神社、円山公園

円山公園 坂本龍馬と中岡慎太郎像 あれ?人気が無いのか興味が無いのか、ヒトが誰もよりつかない、高知と違うね。
円山公園 何度見ても、どこで見ても、紅葉は美しい。が、少し飽きてきたかな~~?。

④知恩院
 堂々たる門構え、立派な屋根の御影堂、見応え充分でした。何と言っても拝観料が無料なのにビデオ説明付き。

知恩院 山門の中からきれいな紅葉が見える、と言う写真を撮った。
知恩院 御影堂の大きな屋根は思わず声が出た。圧倒的なこの雄大さ、立派ですね。
知恩院の御影堂 何と言っても参拝客がそこそこなのが良い。さらに外人、特に”あの国”の方がまったく居ないのがなお良い。

⑤平安神宮
JR京都駅からここまで歩いて、地下鉄で駅まで戻った。今日は26,000歩

平安神宮 今日のウォーキングの最終到達点。天気も良く心地良い疲れですね。
夕食は、駅チカで買った少しだけ高級な弁当をホテルで食す。

DAY4 帰路 道志村の紅葉が最高だった

2023年11月24日(金)
 今日は帰宅する。のどかで景色の良い琵琶湖畔の道路を通り、関ヶ原ICから高速道路を使い、新富士ICで降りる。その後、富士山を左手に見ながら山中湖へ向かい、道志村を通って16:30無事帰宅した。
 特筆すべきは、バイクツーリングで頻繁に利用する「道志みち」では、道路沿い木々と周囲の山々がとても美しい紅葉となっていた。

ーー何も京都まで行かず、すぐ近くできれいな紅葉は見られたじゃん!!ーー

来年は道志村で・・。    (終わり)

帰路 雄大な富士山が目の前に
帰路、道志みちで今回一番の美しい紅葉が見られた。ただ、珍しく前を走るクルマが無く、止まるの惜しく車中からの撮影なのでウマく映っていないが、太陽の光が美しさを倍増していた。
往路 11月21日(火) 528km走行
復路 11月24日(金) 448km走行

〈 終わり 〉

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