高尾山・小仏城山 2023年5月

山登り

 ほぼ自宅で過ごした5月の連休が終わって、また活動期間となった。
さて次に登る山は?

やはり、高尾山は登っておこう。毎度お決まりのここでまずは写真。


 地元に住むことになりながら参拝を欠礼しているのがどうも心苦しかった、なので高尾山へ登り薬王院へお参りに行こうと決めた。3年前は年に10回は登った山、無事帰国した挨拶に行きましょう。
 2023年5月11日(木) 7:30車で自宅出発、コンビニで昼飯を購入し、薬王院自動車祈祷殿に駐車、8:45お気に入りの稲荷山コースから登り始める。平日だというのに周囲は登山者も多い、6号登山道へ向かう登山者が多いようだ、そちらが人気なのか。天気は絶好だが山へはいると、ひんやりとして自分が薄着だったことに気がつく、自宅を出るときは強烈な日差しだったからね。

初夏、いや春真っ最中、木漏れ日がとてもきれい。

 ここは3年ぶり、木道がさらにきちんと整備され登りやすくなっていた。どなたがどの費用でこのように整備されているか知らないが、大変ありがたい。30分で稲荷山到着。少し霞がかかった八王子市内の眺望だったが、登ってきた開放感がすがすがしい。その後、高尾山頂下までちょうど1時間、そしてもみじ台を経由し、明治の森でトイレ。一丁平の展望台からは残念ながら富士山は見えなかった

木道が整備されていた。登山者のためでは無く、植物の保護のためですね。

 小仏城山への登りで、15mほど先を登っていたご夫婦が、道そばで、珍しいの花を発見したらしく、ちょっと興奮気味の様子。
 「なんという花ですか?」
と素人丸出しでは聞きにくい喜びようだったので、そのまま通り過ぎた。が、数百メール先で同じ花を発見、じゃあ我々も!と写真に収めていたら、あとから登ってきた健脚の女性が、
 「それって、キンランという花だそうですよ」 
と教えてくれた。

キンラン(金蘭)という花 絶滅危惧種らしい。少しずつ植物も勉強していきたい。
シャガ という花、良く見ると紫色がエキゾチック

 11時ちょうど、目的地の小仏城山に到着、2時間ちょっととまあまあ楽で愉快な登りでした。お腹がすききった我々は、登頂の写真を早々に納めると、モノも言わずすぐ昼食。でも買ってきたのはおにぎり弁当2人分、う~~~ん、前回の筑波山でも同じ反省をしているが、頑張って登ってきたのに我々は昼食が『質素』すぎる! 登山での食事は『単なる行動食』とでも割り切っているのか。次回こそ、充分な量で美味しい満足な昼食を持参すべし!

眺望はイマイチでした。登頂の達成感は、何回登っても良いですね。

 我々と抜きつ抜かれつつ、一人で登ってこられたおじいさんが、嬉しそうにワンカップ酒を飲まれていた。その幸福そうな表情をみて、心の中で、
 「そう、頂上で飲むお酒、それこそが我々世代の登山の醍醐味ですね、ナイスゥ!」。
でも、目があったカミさんがすかさず声をかけた。
 「私たちは次の高尾山でソフトクリーム食べま~~す」

高尾山頂、毎度おなじみのポーズで、小学生の顔合わせ遠足かな~~、弁当がおいしそう。

 往路を引き返し、高尾山へ。平日なのに高尾山頂は人が多い。普段着と混在しているけど、登山スタイルの8割は同世代かな。写真だけ撮って、薬王院側へ降りる。途中トイレ待ちで、目の前にでっかい木に目がとまり、眺めていると吸い込まれそうそう。樹齢数百年なのかな、実に神秘的な大木である、荘厳、偉大、自然、歴史、、、。『トトロ』のアニメもこのような木を見て出来たんじゃ無いだろうか。

天気は良いが、気温は高くなく、汗もあまりかかない、絶好の山登り日。

 薬王院では、「おかげさまで無事に帰国できました、なんとか37年間勤め上げました、これから御山の麓付近で第2の人生を過ごします」 とご報告。すっきりした。

いつもヒトが途切れない薬王院、これからの登山の安全をお祈りします。

 お約束のソフトクリームはイマイチだった。天気予報通り、曇ってきた。下りというのに久々の1号路の急坂は、うんざりするくらいきつい。13時帰着、車に戻った頃にポツポツと雨が降り出し、自宅に着く頃には土砂降りになった。

登山のご褒美、ソフトクリーム、なんかこれから状態化しそう!

 何度も登った身近さからか、近所の気安さからなのか、やはり『高尾山は良い』と自然と口から出てしまう。距離・高度差・難度、全てが我々にはちょうど良いとも言えるのかも。
カミさんは、
 「別に100名山じゃなく、高尾山に100回来れば良いじゃん!」

実に核心を突いた名言なり!
「退職後は日本百名山のうち50座は登るぞ」と宣言しているが、「高尾山50回でも良いかも?」と迷いだしたぞぉ!!

毎週高尾山へ登っても良いね、本気でそう思えるくらいここは魅力的。

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