長州へバイク旅2025【5/5 梅雨の帰路】

雨の備中松山城、今回の旅でここが最後の見学地

20日目 備中松山城

6月10日(火)
 8:45には出発準備終わったが、雨なのでホテルのロビーで時間つぶす。
 9:45 完全雨着装備で出発、備中松山城のふいご峠駐車場に到着、係の方がフレンドリーだ。傘を差しながらお城見学する。他に誰も居ない。
 12:20、今夜の泊地はまだ遠い加西市、この雨で高速道路に行きかけたが、思い直し下道を行った。
 本日の走行 195km

※調子こいて雨中に写真撮影したせいか、スマホが充電できない、残り25%。スマホがダウンしたら旅はどうなるのか?
 ①ナビが使えない(昔は地図だけで旅していた、ナントカなるか?)
 ②ホテルの住所はスマホ内(住所がわからないとたどり着けない、電話で聞くか?)
 ③充電が無ければ電話も出来ない(ホテルの住所と電話をメモしておこう)
こう考えると
なんとスマホに頼った旅なんだろう

備中松山城は、雲海の上に浮かぶ城として有名、今日も厚い雲が垂れ込めているけどね
この雨、他に観光客は数人、標高は480mだが、駐車場からは登りは10分くらいで楽だった
重なり合った石垣が迫力ある、山城なのにこの積み上げは素晴らしい。
唯一現存する山城の天守、現存天守では日本一高いところにある、小さいながら威風堂々のたたずまい!
この木組みは素晴らしい!1683年に創建されてからそのままなのか、よくぞ残ってくれてたね。
備中松山の城主は、徳川慶喜の腹心の板倉勝静で、さらに勝静の腹心山田方谷、聡明な方が出ている。
昭和の大改修で、地元の小学生がを山頂に運び上げる手伝い が有名ね。
さんじゅーろーというネコが城主として有名だが、今日はお客も少ないせいか休息日のようだ。
大河ドラマ真田丸のオープニングで流れる石垣があった

21日目 加西市~美濃加茂市

6月11日(水)
 今日から自宅まで移動日だけ、ただ雨ばっかりやね!
 今日のコース上には往路で寄ったところも多く、走りながら一所懸命にその時のことを思い出すが、まあ我ながらあきれるほど思い出せない、何でも良く忘れるね。途中から高速道路の予定だったが、雨も上がったので全て下道で、美濃加茂市のホテルに到着した。
 本日の走行 288km

連日の雨で自慢の雨具もくたびれ気味のようだ、次の北海道行きの前に、洗濯と撥水処理が必要。
ずぶ濡れでお店に入るのは気が引け、キッチンカーで買った鳥丼を、ベンチで昼食した。
この写真では良くわからないが、雨続きでバイクはドロドロ、あと2日我慢してもらおう

22日目 先輩MZさん

6月12日(木)
 今日ルートは、4月の ”美濃尾張城巡りの旅 ブログは→こちら” の復路と同じだ、面白くないので少し大廻りして、伊那市のホテルにチェックインした。本日の走行 184km
 夕方、タイ勤務時代の先輩MZさん宅へ行き、スペインとエジプト旅行話を聞いた。あらかじめ決めていたた終了時間(そうしないと二人は際限なく話すので・・)がすぐ来て、ホテルへタクシーで戻った。いや、面白かった。

ここら辺りの名物ソースカツ丼、でもカツが貧弱で旨くないので、これはただの”手抜き丼”だと思った。
今回は外で会食せず、MZさん宅でPCの画面を見ながら、旅行記を聞くことにしたが、正解だった。
食事はスーパーのお総菜、これも正解だった。どうせ二人は話し好きでグルメは興味ない。
MZ氏の旅は、建築物見学が主体になりがちで、ボクも共感する点が多く面白かった。

23日目 自宅へ

6月13日(金)
 4月と全く同じルートで14:30に帰宅した。
 すぐに衣類は全て洗濯し、バイクは出発以来の洗車となった。無事故で完走できて良かった。
 本日の走行 222km

富士吉田のモンベル店、もうここは自分の庭みたいなモノだな、最終日はなんとか晴れ。
道の駅どうし、変わらずバイクが多い、関西以西だと気軽に話しかけるが、関東は堅苦しいね!

旅のまとめ

①全行程 23日間3,850km、平均燃費 28.9Km/L 、結局高速道路は、往路の200Kmのみであとはすべて下道だった。何度もブログ内に記述しているが、中国山地内の田舎道はバイク乗りには最高の快走路である。正直北海道より良いかも知れない

②キャンプ泊が10日と少なかった。雨のキャンプも悪くないよ!と強がりながら、今回は雨中キャンプを避けていた。今旅は移動が多かったから仕方ないか。次の北海道バイク旅では、雨が降れば停滞日と変更してテントで過ごそう。

③見学した城(竹田城・富田城・萩指月城・岩国城・備中松山城)、銀山と銭について勉強した(生野銀山・石見銀山、鋳銭寺郷土館)、ご自宅訪問(広島安芸太田KRさん、広島弥栄FRさん、先輩MZさん)、かなり濃い旅だったと思う

④退職しこんな旅を始めて3年目に入った。特に春の長期バイク旅では、中国四国地方に毎年出向き、もう充分だろうと思われがちだが、まだまだ行けないところが多い。この形の旅はあと10年は続けたいが、飽きるのが先か!気力が無くなるのが先か!体力が持たなくなる先か!

⑤今回石見銀山でガイドツアーに参加したが、内容の良さで大変思い出深く、説明の深さに感銘を覚えた。ただ単にそこを見てまわるのでは無く、事前に勉強するとか、説明を興味を持って深く研究するとかすれば、見学に厚みが出る。でもこれって毎回旅の反省点で挙げているよね。

コラム:バイク同士の挨拶
 今は、『ヤエー』 と言うらしいが、バイク同士がすれ違うときの挨拶、あくまで遊びでまたツーリングしているバイク同士での挨拶で有り、お仕事中のバイクとかにはしない。またハレー乗りの方が自身で言っていたが、ハーレーに対して挨拶をもらうことは少ない、など暗黙の決まりみたいなものが色々あり、双方の挨拶が成立するかの見極めが難しい
 対向車線からバイクが来たら、
ーあのバイクは挨拶をして良いのか、挨拶は返してくれるか?ー
を一瞬で判断しなければならない。ボクの場合、判断が微妙な場合は、手を挙げずに頭を下げるようにしている。
 その挨拶の成功率(返答率)には地方性が色濃く有り、北海道はもちろん100%に近い。西日本では西高東低の傾向で、今回お邪魔した山口県などは90%と高く、関西で50%くらいと思う。これが関東に入ればほぼゼロに近い。関西から関東に戻れば、皆他人行儀になり冷たく無視されるのはとても悲しい。

【5/5 梅雨の帰路】終わり>

【1/5 雨中を西へ】ブログは →こちら
【2/5 銀山を巡る】ブログは →こちら
【3/5 長州を満喫】ブログは →こちら
【4/5 瀬戸内側へ】ブログは →こちら

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