石川県支援くるま旅2024 | With Nature 自然と共にごく自然に・・

　ボクのような退職者は、時間はあるから災害ボランティアには行ける。加えて、土建系の仕事だったたから復興に有益な知識は持っているし、10日間くらい無補給で車中泊可能なので、地元に迷惑はかけず自活できる。だが、色々調べているとそう簡単なことでは無さそう。
　
　では自分の得意な旅をして、石川県でお金を使って支援しよう。

1日目　自宅～石川県山中温泉
2日目　兼六園～魚津へ
3日目　富山湾～五箇山～飛騨高山
4日目　高山市内～自宅へ

1日目　自宅～石川県山中温泉

11月19日(火)
　今日は自宅から石川県の山中温泉まで、高速道路を使って一気に移動する。深夜割引が利用できる朝4時に出発したかったが、昨日お仕事だったカミさんに遠慮し、6時に自宅を出た。今日は快晴だが、気温がかなり下がって、昨日冬タイヤに替えておいて良かった。
　中央自動車道から東海環状、東海北陸、中部縦貫とつないで、14:30東尋坊を見学（ただしここは福井県）、16:30今夜の宿、大江戸温泉物語Premiumよしのや依緑園　に到着した。

途中の諏訪湖付近では、気温1℃となった。この2時間後。美濃加茂を通過する頃は気温18℃となりこの高低差。

**道の駅九頭竜**で昼食、さすが福井県、どこにでも恐竜がいるね。孫に見せたかった、これ動くよ。

とりあえず時間があるので、**東尋坊**へ、国の天然記念物らしい。確かに、この柱状節理はすごいね。

旅館到着、ラウンジでは何とお酒も無料！石川県でお金使うのが目的なのに、ボクはここでタダ酒に酔ってしまった。

部屋で夕食できる高級旅館にすべきだったが、結局、夕食はバイキング形式のリーゾナブル旅館に、我が家の財力ではこれが限界

最終的に値段をケチった選択をしてしまったが、イヤイヤ雰囲気のあるとっても良い旅館ですよ。

2日目　兼六園～魚津へ

11月20日(水)
　タイ駐在中にママ友だったHさんが小松市在住なので、10:00イオンのスタバで再会。
　その後、12:20　兼六園、次に金沢城を見学、終わって地元のお土産をたっぷり購入した。今夜の宿は、すみません石川県を出て、魚津市の旅籠屋に宿泊した。
　明日帰宅予定だったが、せっかくここまで来たので一日延長して、明日は飛騨高山泊まりに変更した。

いかにも温泉街の雰囲気、感じの良い町の中心に位置する旅館。それと**山中温泉**は名湯でした。

ホテルそばの**あやとり橋**へ、華道家の勅使河原宏氏デザインのユニークなＳ字型の橋、橋からの眺めも抜群

タイ駐在時代のママ友Hさんとイオンで待ち合わせ、久しぶりなので話は尽きそうにないが、また会いに来ます。

**兼六園**の雪吊り、縄を枝にかける作業状況を見たかったなあ、木を傷つけず、足場は？興味津々。

ここもガイジンさんばっかり。でも、ボクらにも、雪吊りは珍しく、そしてとても美しいですね。

土建屋根性か、高台にあるこの池の水はどこから？。→江戸時代、東南の犀川から自然勾配で、**辰巳用水**、すごい！

石垣が美しく興味深いお城だった。お城見学は自分ひとりが良いので、今日はざっと見て、またバイクで来よう。

3日目　富山湾～五箇山～飛騨高山

11月21日(木)
　豊穣の海、富山湾を見学し、五箇山の合掌造りへ向かった。11:20相倉合掌造り集落へ、ここはヒトが少なく田舎の景観を存分に楽しめた。その後行くかどうか悩んだが時間もあったので、白川郷合掌造りへ廻った。予想通り、平日というのに駐車場は満車、村内はガイジンさんがほとんどで、すごい人混み、日本の昔の景観を楽しむ雰囲気はなかった。
　今夜の宿は、旅籠屋の飛騨高山店

いつも**旅籠屋**に宿泊。カミさんは昨夜の高級旅館ではあまり寝られず、でもここではグッスリだったそうである。

ここまで来たからには**富山湾**は見ておきたい。海鮮の宝庫である。富山は住みたい県1位だよね。

**相倉合掌造り集落**　ここは訪問客が少なく、世界遺産の魅力をゆっくりと体感し、鑑賞させてもらえた。

とっても美しい日本の原風景、田舎育ちのボクにはどこか懐かしく、見飽きることがない。

ちょうどお昼なのでそばの昼食、立派な建物の**道の駅白川郷**。これだけ立派と言うことは税収が多いのかなぁ？

道の駅の**合掌造りミュージアム**、建物好きなぼくは一番興味深く面白かった。大林組の作業着3人も声を上げていたな、同人類。

建屋の素晴らしさと素朴な美しさに心奪われ、日本の原風景には心洗われるが・・・この観光客の多さは何とかしないと、、、

のどかな田舎のはずなのに、ものすごい人、土日の人混みは想像するだけ怖い。問題のオーバーツーリズムを目の当たりにした！

テレビでは何度も見た**白川郷**、ここに来られて良かったが、これは日本の大切な財産、観光客は立入禁止にすべきと思った。

観光用に別にレプリカの村を作ったら良い。この客数なら資金は問題無い。観光客は写真が撮れれば良いだけだから。これはグッドアイデア！

4日目　高山市内～自宅へ

11月22日(金)
　今日は寒い！高山市内を歩いて散策した。ここもガイジンさんばっかり。朝市のオヤジさんが、ちゃんとした巻き舌発音の英語なのには驚いた。
　昼食後出発、気温が低く心配したがR158を通り、松本へ出て高速道路を使い、17:00自宅到着。

　今回は石川県が主目的だったが、滞在は1日だけとなった。ホテルが取れなかったし、奥能登方面は、旅行者はまだ邪魔だろうと遠慮したことによる。まあ石川県内では一番お金を使ったし、次はバイク旅で企画しよう。

**高山市内**を歩いて散策する。有名な朝市のおばちゃんは「ガイジンさんしか来ない」と言っていた。

市内の**櫻山八幡宮**、ここはヒトが少なく静かに参拝できた。この木だけだが、紅葉がとてもきれいに映えていた。

「さるぼぼ」飛騨の方言で「猿の赤ん坊」を意味するらしい。今日は寒い！厚手のダウンが必要。

有名な**飛騨牛**、良い香りに誘われ串焼き1本注文、700円もしたのにちっぽけな肉の破片が出てきて「えっ」愕然！

串焼きに胃袋が刺激されたので、昼食は、炙り飛騨牛のお重、うまかったが、お値段もすごい！

上高地入口の沢渡、35年前雑誌4×4マガジンに掲載されたカミさんとジムニーの写真は、この辺でこのポーズだったか？

道路脇にいたお猿さん、逃げようとはせず背中を見せて、こちらを見ている様子が可愛い！

心配したが、ようやく白く冠雪した富士山。美しいね！「おかえり」と言っているよう。

〈石川県支援くるま旅2024　終わり〉

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