湘南マラソン2024【準備編】

ランニング
いつもの練習コース ここは生活の場と言って良いくらいになった。

去年のマラソンは5時間越えで納得いかなかった。
 *湘南マラソン2023 5時間5分33秒
 *佐賀マラソン2024 5時間9分03秒

 そもそも5時間切りを目指すのは?
 初めてのマラソン挑戦は2022年の中国蘇州マラソン。が、直前にコロナ中止、なので同じ日に自分の練習コースでスマホGPSを頼りに、42km走ったらあっさりと4時間45分。なので自分の実力はサブ5(5時間以下)と思い込んでしまった。

ラン練習、夏まで

 3月の佐賀マラソンが終わって、しばらくランニングから離れようと思った。正直フルマラソンの苦しさは常識離れしている、だからこそ半年前くらいから、練習の積み重ねが絶対必要なのだが。でもそうなると、1年中ラン中心の生活となり、他の趣味がかなり制限される。よって7月初まで4ヶ月間は、ランを忘れ長期旅行に集中した。
 そしていよいよ7月、世間が夏休み期間中は自宅中心の生活と決めているので、集中してラン練習の再開・・だが猛暑である。考えたのは距離ではなく、短時間で負荷をかける坂道ランを中心に練習した。幸い自宅は丘の上、全長1km、高低差150mの上り坂がある。
 それにしても今年の夏は暑かったねぇ~~。朝5時でもモア~~として走るのは苦しかった。

桜の季節、ランニング練習にはとっても良い季節だが、思い切って数ヶ月間はランから離れることにした。
今年の夏は暑かった!早朝しか走れないし、長い距離も走れない。そして雨も多く、多摩川は様子が変わった。
夏には、時間はあるので走り込むチャンスだったが、暑さを言い訳にして、満足な練習量ではなかった

腰痛がヒドくなった

 夏、腰痛が出始め、しゃがんだり重いモノを持ったりしたらツラくなり始めた。ラン前後に腰を伸ばすストレッチを入れたり、ぶら下がり機を自作したり対策したが、治らないどころか、悪化してきたよう。
 10月中旬、思いつきでバンテリンの腰ベルトを装着してみたら、『お~~~!』思わず声を上げるほど上半身が楽になった。その後10日間の九州旅行、バイクなので姿勢や振動から腰痛悪化を心配したが、逆に腰ベルトを離せなかったことが効果あったのか、これ以降腰痛がだいぶ楽になった。今は、就寝時以外は腰ベルトはずっと離せない。
 一方、腰ベルトを着けて走ると、ヒザ痛が大きく出た。これは、おそらく走る際の衝撃を、今までは腰で受けていたが、腰ベルトのおかげでその衝撃がヒザに来ているのだろうと推察。まあ、結局腰痛は、猫背で姿勢が悪い、筋力不足が最大の原因だったと確信した。

この腰ベルトは秀逸!とりあえず腰痛は去ったが、寝るとき以外は手放せない。あとトイレの時が面倒臭い
今年もランニングコースには彼岸花が、涼しくなった証拠だが、実際はまだまだ暑いよ!練習不足に焦る!

トイレ対策

 今年も、寒くなると『頻尿』症状はてきめんに出ている。約1時間強の10kmラン練習では、事前に出しきったのに、途中で2回もトイレに駆け込む。年齢による膀胱の硬化と、寒さと走ることによる膀胱への刺激のせいと思われる。でも、たかがトイレでは無い!問題は下記のように深刻だ。

①トイレに並ぶタイムロスーーー今の実力では数分間のロスでもとっても惜しい。特に走り始めの10数キロに設置してあるトイレは長蛇、なので最初のトイレは空いている20キロ過ぎ、2時間以上は我慢したい。

②お漏らしの失態ーーー最近は我慢が出来ないことが多く、練習中にも尿意は急に来る。立ションは、大会規程に不可と明記してあるし、そもそも観客がいて出来ない。

③トイレ心配で水分摂取不足ーーー去年の不調の大きな主因で、これが一番大きな理由

 この対策として今年は、クスリに頼ってみることにした。膀胱の過活動を押さえる薬、頻尿改善の漢方薬の処方箋を頂いた。効果のほどは、今のところわからない。

 もう一つの対策は、おむつ
 ずっと前から考えていたが、ついに今年練習で試してみた。効果は抜群だが、股ずれがヒドかった。次に、生理用品を装着して練習してみたが、パンツの中でずれて不可。そこで薬局に並んでいるさまざまな大人のオムムツを見ていたら、おちん○んを袋状に囲むパットがあった。これにヒントを得て、生理用品を袋状にして使用してみたが、保水量が不足しこれも不可だった。
 やはりおむつしかない。股ずれを工夫してみよう!

走ると刺激されるのか、途端にトイレに行きたくなる。ついに薬に頼ってみることにした。効果は今のところ不明。
おむつの効果は抜群だが、内股がこすられる。でも、大人のおむつは種類が多いことに驚き、ただ高いね。
生理用品は安いね。ただこれは、パンツの中でずれるので、袋状にして試したが、それでは保水量不足。

ラン練習、1ヶ月前

練習量は、
 7月 75km 12回
 8月 156km 21回
 9月 106km 12回(北海道旅・2週間はラン休む)
 10月 120km 12回(九州旅・10日間はラン休む)
 20km以上の練習は、9月はゼロ、10月は2回、11月は2回と低調だった。ただ21km走は、ペースを上げなければ、そんなに苦しくは無い。
 本番前に長い距離をなるべく走っておきたく、11月に35kmと32kmを走っててみた。しかし2回とも足が動かずペースも上がらず、このままでは5時間切りは出来ないと判明して、少なからずショックだった。もう時間も無いし、目標変更を覚悟すべきと認識した!

雨が上がったのでランに出たら、虹がくっきりと。ボクのランは心と体の健康維持のため、エンジョイ精神を忘れていないか!

当日の作戦と対策

少ない練習から考えた本番の作戦というか注意事項は
ペースーー何よりもこれが一番大事なことで、オーバーペースは絶対不可。設定走行ペースは
  0~10km  →キロ7分00秒以上
  10~20km →キロ6分50秒以上
  20~30km →キロ6分40秒以上
とにかく上記の設定を超えないこと=上記より遅く走ることである。

給水補給インターバルは4km毎とする。特にエネルギー補給は早めに行う。

③最初のトイレは25km過ぎとし、そこまでは自作おむつで処理する。

 上記ペースなら、補給で止まる時間を1分で10回、トイレを5分x1回とすると、計算上も5時間切りはほぼ無理となる。これをみても、あきらめるべきである!

暑い暑い!と、言い訳していたら、いつしか木々の葉っぱが落ちて、ランには最適のシーズンになっていた。

出走前に

 本番の8日前の11月23日に、21kmを走って練習は終わりにした。あとは当日まで、軽いランとストレッチしかしない。
 今年はどんなに練習しても、去年よりすべての面で低下している感じしかしない

 ただもともと、ボクのランニングは健康維持のため。ココロの健康のためにも、エンジョイランの精神だったはず。5時間超えようが下を向かず、完走を目指し楽しく走る、『歩かず最後まで走りきること』これで行こう。

〈湘南マラソン2024【準備編】 終わり

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