春のバイク旅2024 『北近畿ぼっちキャンプ』編 3/6

鳥取砂丘で遊ぶ、中田島砂丘でも同じことをやり写真に撮ったな

これから、丹波~鳥取の山中でのキャンプで6泊の予定だ。幸い天気は良さそう。

11日目 5月19日(日) 舞鶴→日高町 神鍋高原キャンプ泊
 今日は天橋立をじっくり見学するつもりだったが、展望台がわからずウロウロ、結局ロープウェイで行くとわかり、どうも観光地化に興醒めしたのかキャンセル。代わりに昨年休館日で行けなかった、コウノトリの郷公園へ向かった。結果、この施設は大変良かった。
 今夜の宿は、神鍋高原キャンプ場2泊するがボクひとりらしい。夜中雨が降ったがあまり覚えていない。

コウノトリの郷公園、立派な施設にも驚くが、根性が入った骨太な自然保護活動は尊敬する。
係の方が説明してくれる。コウノトリは鳴かないがクラッタリングする、足が赤いが特徴、覚えておこう。
この子は古参のコウノトリ、羽は切ってあり飛ばないそう。良く見ると意志的な目をしていて可愛いぞ。
すぐ近くに巣が有りちょうど両親が子育て中だった。親が立ち上がったところをパチリ。
近くの丘に登れば、巣を上から見られる。もちろんカメラで常時監視されてそのモニターも見られる。
コウノトリは現在330羽、今年は400羽になるとのこと。生息は広範囲に広がり九州佐賀県にもツガイがいが居る。ワクワクするね。

12日目 5月20日(月) 余部鉄橋など 神鍋高原キャンプ泊
 快適なキャンプ場を独り占めし、ゆっくり読書などしてから出発。
 今日は日本海側に出てみるが、ずっと田舎道で快適なツーリングとなった。道の駅あまるべで、Vスト650の方に話しかけ、結局鉄橋に登ったり長い間付き合ってくれた。職業を聞いたら地元の警察官とのことだった。

神鍋高原キャンプ場、広大な広場だが、キャンパーはボクひとり。快適なキャンプ場です。
道の駅あまるべで出会ったVスト650のかた、親切に色々と地元情報を教えてくれた。
あまるべ駅長の亀さん、もりもりと草を食べていた。
一緒に鉄橋の上まで登ってもらい、列車の通過を待つ。地元の警察官とのこととっても親切で印象深かった。
あまるべ鉄橋の上を列車が通る。20数年前に列車落下の事故があった。言われてかすかな記憶が。
新しい鉄橋施工のビデオがあった。ちょうどこの部分350トンの鉄橋を乗せ回転させるスゴ技だった。
余部灯台へ、誰も居なかったが、途中鹿が居た。

13日目 5月21日(火) 日高→恩原高原 恩原高原キャンプ泊
 今日は移動日、のんびり撤収し、キャンプ場の方と少しお話して出発。一旦日本海側に出て、倉吉市から山中へ南下する。キャンプ場周辺は何も無いとのことなので倉吉市で買い物は済ませたが、昼メシを食べ損ね20kmほど後もどりして、今日の泊地恩原高原キャンプ場に到着した。高度は600mくらい寒さが心配だな。無料のシャワーが気持ちよい。他3組のキャンパーが居るが、ボクだけ別エリアで離れていて話す機会は無かった。

因幡の白ウサギ
恩原高原キャンプ場は、なんと各テントサイトに流しが付属する。これはかなり便利だ、まるで家に居るかのよう!

◆コラム②-1 キャンプ飯◆
 ボクのキャンプ飯のコンセプトは、❶手間をかけない、❷道具とゴミは最小に、❸腹が膨れば良い  よって、
 まず朝食は、パンとコーヒーで、これなら手間はお湯を沸かすだけである。
 夕食は、カットされた野菜にドレッシングをかけて前菜としビールを楽しむ。メインというかシメは、ラーメン・うどん・おじやの3パターンを廻している(下段の写真)。鶏肉を煮て出汁を取り、きざみネギをたっぷり入れるはどれも同じである。包丁まな板は無し、小型のコッヘルが鍋と食器兼用になっている。

キャンプ飯紹介① お肉+ラーメン+きざみネギ、鶏肉が多いが、たまに豚肉も、肉は安価なほど出汁が出てうまい。
キャンプ飯紹介② お肉+うどん+きざみネギ プラ容器のゴミ発生が難点だが、洗ってリサイクルゴミに出すようにしている。
キャンプ飯紹介③ 納豆+お肉+ご飯+味噌汁の素+きざみネギ 洗い物はこのコッヘルと箸(再利用)だけと手軽です。

14日目 5月22日(水) 恩原高原周辺 恩原高原キャンプ泊
 鳥のさえずりが気持ちよい朝、コーヒー2杯入れ、読書をして10時までゆっくり過ごす。
津山市など山の中の南側をツーリングする。春に大雨が降ったのか、災害復旧工事を各所でやっていた。
 夜中に起きたら満月だった。旅の最初は鎌の月だったから、ちょうど半月経過かと思う。

道の駅かわはらで警察官から声をかけられた。鳥取県内はバイク事故が増加中とのこと。
中国山地の中で、田舎道の快適ツーリングを楽しんだ。こんな片田舎に線路と美しい鉄橋があった、因美線
ボクのテントの前の木に、シジュウカラが遊びに来た!
高規格のキャンプ場とはなんと快適なことか。
遠くに他のキャンパーが数組、今は他のキャンパーに話しかけないで下さい、と注意書きがあるキャンプ場もある、寂しい!

15日目 5月23日(木) 恩原高原→岩美町 いこいの里キャンプ泊
 朝、シジュウカラが良く止まる外灯のところを見たら、電柱の中に巣を作っていた。この方が外敵から守れるのかな、エサを運ぶ健気な姿を、少し離れて眺める。
 今夜の泊地は、岩美町のいこいの里キャンプ場、あらかじめ連絡した到着予定時刻に遅れるなと注意書きがあったので、13時に到着、あまり広くは無いが、いかにも公共のキャンプ場という雰囲気、2泊ともボクひとり。オジサンが親切だった。設営後、浦富海岸などに行ってみる。
 キャンプ場は谷間になっていて高い木があり、早めに日が陰るが、夏は涼しくとっても良いキャンプ場じゃ無かろうか。

この子はコウノトリでしょ?一昨日も付近の田んぼでツガイを見た。自然に生活しているんだ!感激!@三朝町
岩美町のいこいの郷キャンプ場、広くは無いが木々が高く日差しが遮られて良い、が逆に今は寒かった。
夜になるとこんな感じ、風が遮られてとても静か、今回タープも持ってきたが一度も出さなかった。

16日目 5月24日(金) 鳥取砂丘 いこいの里キャンプ泊
 鳥取砂丘へ行った。ビジターセンターの方が親切に教えてくれた、歩くコースが3カ所あるが、せっかくなので全て廻った。
キャンプ場に戻ると別のおじさんが居てとても親切だった。熊は秋に出る、今は鹿やたぬきが出るので食物やゴミは臭いが漏れない対処するよう言われる。薪をあげるからたき火したらと言ってくれたが、断ってからせっかくの好意に対して失礼だったとひどく後悔した。

◆コラム②-2 たき火◆
 終わったというキャンプブームだが、キャンパーは必ずといって良いほどたき火をする。が、ボクはキャンプでたき火はしない。理由は、①装備が増える、②後片付けが面倒、③装備に臭いがつくから。
 火を眺めなながら瞑想にふけったり酒を飲む良さは十分知っているが、代わりに夜空を眺めたり、時間と共に変化する外気に触れ、風や虫・鳥の自然の声を聞くのも良いよ。

鳥取砂丘 今日は天気も良く絶好の景色、空気は冷たいが日差しが熱い。浜松の中田島と同じスケールと思う。
この向こうは海岸まで切り立った砂の崖で、しかも風が吹いているので結構怖い。
ここなんか中国の敦煌、鳴沙山にそっくり、違いは、観光客の乗るラクダの行列が延々と続いていることか。
足跡がまったく無い砂地を、地平線向けてジジイが駆けてゆく感動的なシーン のつもり
係のオジサンがとても親切で、心に深く残る良い思い出になったキャンプ場でした。ぼっちキャンプでした
バイクは駐車場に置いておくが規則です。が、オジサンが『ひとりだから構わんよ、バイクはそばに置きたいやろ?』と
あまりけものの気配は感じなかった。とりあえず誰も居ないので、ラジオを鳴らし動物たちにアピールはした。

17日目 5月25日(土) 岩美町→米子 米子のホテル泊
 昨夜は寝ていてとても寒かったので、来月の北海道での装備を真剣に考える。初日のオジサンが孫を連れてきていて、しばらく話す。別れで『気つけて帰りんさいよ~~』ほっこりする言い方が耳にいつまでも残った。
 9号線を西へ向かう。40年前、バイクDT125で同じ道を走ったはずと思いながら、今回の旅の区切りと考えていた米子に到着した。スマイルホテル米子、今日から5泊する。

道の駅大栄は、コナンだらけだった。聖地だそうで、カメラを抱えたヒトがいっぱ居た。
コナンは良く知らないので、像の真似をしてふざけるくらいしか出来ないなあ~~。
これは良い写真になった、3枚の写真すべて三脚立てて撮った自撮りですよ。

〈春のバイク旅2024 『北近畿でぼっちキャンプ』編 3/6 終わり
続きは
春のバイク旅2024 『米子松江滞在』編 4/6 は→ こちら
春のバイク旅2024 『琵琶湖へ再び』編 5/6 は→ こちら
春のバイク旅2024 『郡上~帰路』編 6/6 は→ こちら
戻りは
春のバイク旅2024 『琵琶湖へ』編 1/6 は→こちら
春のバイク旅2024 『琵琶湖滞在と舞鶴』編 2/6 は→ こちら

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