2023年10月15日~26日、12日間、1,900km、キャンプ7泊、ホテル4泊のバイクソロ旅。
今回は、飛鳥文化の建築物と仏像を心から堪能できた。そして紀伊半島の自然の深さと美しさに驚いた、そんな旅だった。今回持参した本は、法隆寺棟梁だった西岡常一氏著「木に学べ」 井上靖氏著「天平の甍」
1 雨の中の出発
2023年10月15日(日) 自宅~浜名湖
このところ秋晴れの快晴が続いていたのに、昨晩からしっかりとした雨。予報通りだと昼には雨がやみ晴れるとのことで、昨夜から帰省している娘とその友人、カミさんの見送りの中、11時出発した。せっかくの旅立ちなのに、雨じゃあ心も暗いな~~。久々の大きな荷物をくくりつけてのバイク操作は、雨中と雨具着用も相まって、無用な力が入りフラフラしてひとり苦笑する。
出発を遅らせたため、今日は全行程高速道路を使うこととする。相模原あたりで雨が上がり明るくなってきた。
駿河湾が見える頃には、完全に晴れ上がって、ようやく心も躍る。自宅周辺はキンモクセイの香りがすごいが、今ここ高速道路を走っていても、どこからか漂ってくる。
15:30袋井ICを降り、国道1号へ、雲ひとつ無い快晴で夕日がまぶしい、が風が強い。
16:10 浜名湖の渚園キャンプ場へ到着。
2 渚園キャンプ場
ここは5ヶ月ぶり、何と言っても410円/泊と破格の安さが魅力で、旅の準備基地として使っているボクの定宿だ。今回もここに2泊して、まずはひとり旅の気分を盛り上げたい。
今日は日曜のせいか、相変わらずキャンプ者が多い。
浜松在住でタイ駐在時のお隣さんだった、F夫妻が来てくれた。3年ぶりですね。
ちょっと遅く到着したため、暗くなって買い出しに行き、夕食は完全ランプの下となった。旅の初日を記念して、夕食は、肉+もやし+ラーメン、普段は家であまり食べられないインスタントで旅初日のお祝い。
浜松は風が強いイメージ、今夜もかなり吹いているが、蚊を飛ばしてくれ、空は快晴、気持ちの良い夜だ。
2023年10月16日(月) 浜松近郊
5:50起床。今日はここでのんびりするつもり、なので7:30もう一回仮眠した。
朝食は、パン4個にカップスープ
今日は月曜で休館日の施設が多いし、浜松は前回でだいたい回っているので、長篠方面へ行くことにした。ボクの観光はどうも歴史系がメインになるな。
14:00にはキャンプ場へ戻りゆっくりする。すぐそこが浜名湖で、前回でっかいチヌが悠々と泳いでいるのを目視したので、釣りに行きたいが風が強いので断念し、チェアーに座りビールを飲みながら読書をする。夕日が松の木の間に落ちていく。
月曜というのにキャンパーは多いが、マナーが良い人ばかりのようで、その上風もやんで、とても静かなサイコーの夜じゃ!酔いも手伝って、ひとりで盛り上がる。
3 奈良へ 快適な田舎道
2023年10月17日(火) 浜松~奈良
5:50夜明けとともに起床し、風の中キャンプを撤収し、8:20出発する。ここ渚園キャンプ場は交通の便も良い、帰りにも寄るつもりだが、まだ日程は決めていない。
伊良湖からフェリーで鳥羽に渡る。乗船のバイクは8台くらい、何人かと話す。
鳥羽から奈良までは、地図ツーリングマップルで推薦する”走って気持ちの良い道”を特に選んで通ることとした。
いくつかピックアップすると、県道38号に沿って流れる”宮川”は、河川敷が白い砂利となった広く雄大な大河だった。これだけだけの立派な川があると言うことは、上流や付近の山が豊かである証拠だろうな。
国道368号も、ずっと山の中を走るが交通量が少ない快適道路だった。こういうところは、バイクで風のように走り去るのでは無く、せめて自転車なんかで、ゆっくり景色や自然を眺めながら通りたい。途中道の駅”美杉”で、地元のジビエ猟師さんから話しかけられた。古いアメ車に乗って、TVに何度も出ているそう、この辺は田舎なのでけっこう獣が捕れるそう。と聞いたこのあと、道路脇にでっかい牡鹿がのっそりと立っていた。
国道369号も、快適な山間道路だったが、とても寒かった。
16:00今夜の宿”旅籠屋 奈良針”に到着。ここは4泊し、明日から3日間は奈良観光だ。
洗濯と3日ぶりの風呂。
〈 終わり 〉
この続きは、
その2は→ 奈良・南紀ツーリング2/5
その3は→ 奈良・南紀ツーリング3/5
その4は→ 奈良・南紀ツーリング4/5
その5は→ 奈良・南紀ツーリング5/5
メインメニューに戻る → メインメニューに戻る
カテゴリーの『旅』は → 旅へ
カテゴリーの『釣り』は → 釣りへ
カテゴリーの『山登り』は → 山登りへ
カテゴリーの『ランニング』は → ランニングへ
カテゴリーの『現役時代』は → 現役時代へ
カテゴリーの『生活/その他』は → 生活・その他へ
『お問い合わせ』は → お問い合わせへ
コメント