北海道バイク旅2024 『道央行ったり来たり』編 4/5

三毛別羆事件跡 どうしても訪れたかった場所

12日目 21世紀の森キャンプ場へ

6月28日(金)
 今日は移動日、出発前の駐車場で、また様々な旅人と話をしてかなり出発が遅れ、道の駅ふかがわでは2日前に別れた元消防士さんとバッタリ会った。本当に『出会いの旅』だな今回は。
 今夜は、旭川市西の21世紀の森ふれあい広場キャンプ場である。去年カミさんとのくるま旅でも使わせてもらい大変気持ちが良かった。受付のおじさんとまた長話した。
 隣のテントのソロは高齢ながら北海道のベテラン(高崎から79才車アトレー)で、諸情報を一杯もらった。夕方森の湯で、仙台からご夫婦でキャンプ(83才車)の方とも親しく話す。

道の駅ふかがわ 去年もカミさんとのくるま旅でここは寄ったな。それにしても今日は暑い!
21世紀ふれあいの森キャンプ場 ボクの定宿、北海道でベストキャンプ場と思う。この清潔感と開放感が良い。
若い旅人は、ここは300円/日がちょっとね らしいが、この施設なら安いと思う。何と言ってもゴミを引き取ってくれる。
隣のテント79才の方が、ご自分の旅の資料を見せてくれた。10年以上の北海道旅を記録していらっしゃる。
行動予定も事前に計画されている。どう見ても旅の玄人ながら、この熱量は大いに勉強になる。アナログ的と笑ってはいけない
これだけ北海道を熟知されているのに、旅の情報誌は毎年買われている。う~~ん、本代をケチっているボクはまだ甘い!
今回の旅で初めてバイクを目の前に飲む、やはりこれよね。そしてゴミを気にしなくて良いので、カップ麺の夕食。落ち着くわ~~。
暑すぎた日差しがようやく去り、旭川の空が夕日に染まり、気温が急激に下がり、そして雰囲気サイコーのキャンプとなった。

13日目 暑い!三国峠へ

6月29日(土)
 朝起きたら隣の79才の方から、なんとコーヒーのサービス。今日は快晴、こんな天気なら朝日岳に登ればお花と眺望が楽しめると薦められたが、土曜で激混みだろうと断念し、暑さを避ける名目で三国峠をバイクで往復した。

79才のおじちゃんとは奥の車の方である。出会う旅人はだいたい強烈な個性の方が多い中、穏やかな方でした。
キャンプ場のおじさんは、本州生息のツキノワグマを馬鹿にし、北海道のヒグマは賢いと褒め称える。それって手前味噌。
旅の相棒である自慢のシューズにとうとう穴が!バイクのギヤのところで、保護カバーを怠っているボクへの当然の報い!
大雪高原旭が丘 今日は天気が良いので大雪山系がとても美しく見える。ところどころに見える雪がとても良い。
流星の滝・銀河の滝 2本流れていてしかも結構な落差の美しい滝だった。
三国峠は、標高1,139m 道内最高所の峠 天気も良く遠くまで大自然の眺望が見られた。
今日は北海道と言えども30℃越えの猛暑だった。さすがにここまで上がれば暑くは無いが、涼しいとは言えない。
西側(層雲峡側)から見た大雪山系も美しい。河原は釣りが出来そうな川だったが、日中ピーカン天気なので断念した。
これって野生のラベンダーじゃ無い?
信号も無い快適な道を夢中走っていたら、昼メシを食べ損ねコンビニ飯となった。ザンギ とは北海道弁で、唐揚げのことね。
それにしても暑い!たまらず並んでソフトクリームを買った。今日は土曜なので車バイクは多いが、話す機会は無い。
土曜というのにこの余裕のキャンプ場 やっぱりお気に入りナンバーワンだな。しかもカラスが居ないので、様々な鳥のさえずりが聞こえる。

14日目 熊嵐

6月30日(日)
 キャンプを撤収し、苫前町へ移動する。吉村昭著『熊嵐』を読んで、訪れたかったところである郷土資料館を見学して、三毛別羆事件跡へ行った。
 今夜から雨模様なので、留萌市のホテルに泊まった。

道の駅けんぶち、自衛隊ファンとしてはたまらない車両がずらりと並んでいた。写真良いですか?にカッコ良い態度でOK頂きました。
R239は車が少なく快適な道だった。霧立峠には地元のバイカーさんが居たが、日曜日なので挨拶は控えた。
苫前町の郷土資料館、去年は月曜休館日だったので断念、ようやく来られた感じだが、館は古くそう大きくは無い。
こうやってヒグマが侵入してきた!復元とは言え迫力ある展示物である。ようやく見られた。
郷土資料館にはヒグマ事件以外の展示物も多数あるが、申し訳ないが他でも見たような資料で、ここではパス。
事件現場はいまにも熊が出そうなところと聞いていたので、到着したら、持参した笛を吹い熊さんにアピール
340kgの巨大ヒグマだったらしい、がこれはちょっと大きすぎでもひとりでここに居たらちょっと薄気味悪い!
ありがとう苫前町、見たかった三毛別ヒグマ事件の跡や資料を存分に堪能しました。
道の駅おびら このあたりはかつてにしん漁がが盛んだったところ。当時の番屋が保存されている
道の駅おびらで。本来、熊さんはこのような可愛く思慮深い顔をしている。ガオーと牙をむくのは、相当よっぽどのこと。
留萌市の黄金岬にも資料館が有り、熊さんが居た。
夕日がメッチャきれい と有名な黄金岬 曇っているので夕日を待たずホテルへ行った。
北海道ならG7のワインは飲みたい。今夜はホテル泊(なのでゴミ発生可能)、ようやく味わった。セイコーマートで買える。

15日目 雨で小休止

7月1日(月)
 今日は、釣り師としては聖地:朱鞠内湖へ行きたかったが、あいにくの雨と風で来年へ持ち越しとした。部屋でダラダラしていたが、10:00雨は上がり出発した。でも実際は風が強く気温は15℃と寒く、雨も降ってきた。北海道もここまで来ると気候が違ってくるな。近くをバイクで走り、14:30にはホテルに戻った。

留萌のホテルは、ワークマンハウスという新スタイル。風呂とトイレは共同だが、頻尿のぼくでも支障は無かった。
部屋は清潔で広いし、施設は整っている。もう少しちゃんとした椅子とテーブルがあれば良いかな。
一週間前の天気予報からホテル2泊を決め今回は見事に雨を避けられた。がいつもこんなウマくは行かない。
冷たい小雨と強い風で、今日は道の駅をハシゴするだけにした。
道の駅 北竜
道の駅 うりゅう

コラム③  今回の装備から

キャンプチェアー
 雨でテントにこもる際は(タープは持参しない)、以前使っていたチェアー(写真右)では、大きすぎるので、今回小型チェアー(写真左)を新たに購入した。この手のチェアーは、今やどこでも数千円程度で買える。でも重量と耐久性を重視してHelinox製にしたが、2万円もした!

キャンプテーブル
 以前はホームセンターで買った写真右、これは、サイズ・設置性・収納性が良いスグレモノで、修理しつつ使っていたが、ついにあきらめることにした。今回は写真左のHelinox製で、これまた2万円と同等品の10倍、購入時は手が震えた!

クーラーボックス
 いつどこで買ったかも不明、おそらく子供が小さい時の安いモノだろうが、旅では、ビールを冷やす最も重要な任務を毎日担っていて、無くてはならないギヤである。
 旅に出ないときも、ランニングで、スポーツドリンクを収納し持っていくので、1年中使われていらっしゃるボクの大事な相棒である。

ステンレスカップ
 一応モンベル製であるが、保温性の高い二重でも無い単なる1枚板のコップ。現役時代に机で使用していたが、もう10年以上経過する。
 旅では収納性が重要で、以前、持ち手が折れ曲がるカップを買いに行ったが、どうも馴染めず、いまだにこれを使っている。コーヒー、焼酎、ワインの味が深く染みているはず。

13日目 途中から(12日目は記録無し)
14日目
15日目

〈北海道バイク旅2024 『道央行ったり来たり』編 4/5 終わり

北海道バイク旅2024 『初めての無料キャンプ場』編 1/5 は→こちら
北海道バイク旅2024 『道南を完全制覇』編 2/5 は→ こちら
北海道バイク旅2024 『炭鉱跡に興味津々』編 3/5 は→ こちら
北海道バイク旅2024 『富良野を予習』編 5/5 は→ こちら

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