北海道バイク旅2024 『道南を完全走破』編 2/5

大沼東キャンプ場に5泊した。

 今回の旅は、意外に良く知らない道南を中心にじっくり廻るつもりだ。まずは東大沼キャンプ場をベースに3日の予定だったが、テント移設が面倒になり5泊も泊まってしまった。

4日目 函館周遊

6月20日(木)
 まだ身体が慣れていないせいか、昨夜は寒く冬用ダウンを着込んだ。4:00にはすっかり明るくなりビックリ。
 五稜郭へ、行きのフェリーで向かいベットの方(ポルシェで旅する日立市から)と駐車場でばったり再会した。他バイクで来られた方と次々話し込み、なかなか出発できない。
 函館山は登山口から歩いて登ってみる、ここは夜景で有名だがそれはカミさん来たときに見よう。
 キャンプ場へ戻ったが、昨日と同じく西日が強い。暗くなってきた頃、隣のテントの方(苫小牧から67才)が『よろしいですか?』と話しかけられ1時間ほど話した。この親近感、さすが北海道!

五稜郭 城好きのボクは、上から見られるとは非常に嬉しい。なるほどよく出来ている。
他の日本式城と違って、高低差を使っていないフラットな城、これで防御できた訳か~~?
お城の反対側まで来れば観光客が全く居ない、明治初年の箱館戦争のことを色々空想しながら、のんびり廻れる。
フェリーで隣のベットだった方とばったり再会。自慢のポルシェ911でひとりで北海道を廻っていらっしゃる。
函館山はバイクで山頂までは行けないので、せっかくだから歩いて登ることにした。1時間らしい、ちょうど良い足慣らしだな。
函館山、大きな杉がそびえ立っている。鳥の声も響いて良い山だ。北海道のウグイスは、本州より声が澄みトーンが高いゾ!
昼間でもなんと素晴らしい展望だろう!この景観には圧倒された町並みもきれいだが、地形的にも面白いぞ!
函館山の対面、城岱展望台から函館の町を望む。ちょうどキャンプ場への通り道なので、これから3日間、毎日ここへ来た。

5日目 函館の東側半島を一周

6月21日(金)
 キャンプ場の朝は、特にバイクの方は早い。8:00に出発したが、バイクは出発していてほとんど居ない。
今日は、道南東側をぐるっと一周してみる。
 帰りに、函館北の花の湯に寄ったが、石けんシャンプー常設されて無く、湯に浸かるだけとなった。う~~んボクの場合、身体の洗濯が目的なのに。ここは買い出しするスーパーの横で便利なので明日また来よう。
 今夜のキャンプは、日が落ちてもあまり寒くならず蚊がいつまでも飛んでいた。

道の駅さわら 駒ヶ岳の眺望が楽しめる展望台があったが、この角度の駒ヶ岳はあまり感動できない。
道の駅しかべ 足湯に浸かりながら間欠泉を見学できる。15分おきくらいに自然に吹き上がり、純粋に地球は生きていることがわかり感動する。
北海道の旅には、熊問題は必ずついて回る。熊イコール怖いと短絡的に考えず、まず熊の生態を理解することが重要、あちこちにパンフレットがあるがそこはあまり知られていないと思う。
道の駅かやべに併設の縄文文化交流センター 世界文化遺産の『中空土偶』道内唯一の国宝 素晴らしい!
北海道の歴史は、江戸末期くらいからしか知らないが、なんと1万3千年前縄文時代には大きく開いていたとは・・目から鱗だった!
縄文時代の集落跡、下手に竪穴式住居など復元せず、ただ大きな木の切り株が残る広大な草原だからこそ、想像がかき立てられ興味深い。
恵山 午後から晴れて展望が良くなった。赤茶けた山容が景色になっているが、写真ではうまく撮れないな~~。
誰も居ない恵山岬 駐車場に停まっていた車の方(旭川からバス運転手67才)に話しかけらずいぶん長く話した。
今日は道の駅巡りだったが、地学に歴史にと多岐に勉強出来て、ずいぶん濃い一日だった。

6日目 西側半島の南を一周

6月22日(土)
 このキャンプ場はカラスが多く、朝大きな声で目が覚める。出発前、250スクータのオジサン(山梨から73才)と話、同じ釣り人で情報をたくさんもらう。その後、到着されたバイクの方と話し、出発は大幅に遅れた。
 今日は、道南西側の南側をぐるっと一周する。ちょっと寒い。
 R227で速度違反取り締まりをやっていた。遠くから『?』とすぐわかって減速可能、どうも取り締まる気は無さそうに見えた。
 今日は土曜なので、キャンプ場は大型テントが並び景色が一変していた。

道の駅もんじゅ 函館のある半島の西側海岸は、民家が少ない。がきれいな海岸続き、ツーリングには最高。
北海道最南端 白神岬 青森県側が見えるはずだが今日は曇っている。
伊能忠敬上陸地点記念碑 旅人しては大尊敬する方 ここに立ち寄るヒトは無くゆっくり自撮り
残念ながら有料だったので中には入らず正面で写真を撮るだけにした。興味はあるのだが、
こちらも有料だったのでパスさせてもらった。こちらはもっと興味あったが。時間も迫っていたので、。
キャンプ場へ、今夜で4泊目。西日が正面からそれも長いので暑い、ようやく夕日に変わりほっとする。

7日目 西側の残り北を一周

6月23日(日)
 今朝はさらに寒く、天気も曇りだ。
 今日は、昨日一周した道南西側の北側を走ってみる。道の駅大成まで北上して引き返したが、ここで函館から6人組のライダーと話した。後でもう一度会って聞いたら、平均年齢70才以上とのことだった。今朝小樽に到着されたライダーさんとかとも話す。
 今日はのんびりするつもりが250km走ってしまった。キャンプ場に戻り、北九州ナンバーのバイクの方(69才、レブル1100)に同じ九州人と言うことで親しく話す。女性ソロライダーさんも到着、挨拶したら気軽に話に入ってくれ、日本一周中とのことだった。
 夕方からパラパラと雨模様になったが、ボクのテントのすぐそばで若者達が暗くなっても騒いでいた。
 結局、この東大沼キャンプ場に5泊した。明日は移動日だ。

いかにも北海道って感じの道 と思って写真撮影
日本海側の海岸は、巨石・奇石・岩礁が多い。これは親子熊、子熊が親熊にじゃれているように見える??
平均年齢70才以上のグループ、2回も会ってしまった。旅人と違って、地元の方とは微妙な距離感がある。
道南に5日間滞在、この駒ヶ岳の周辺を走り廻ったことになる。それにしても美しい山容ですね。
東大沼キャンプ場の夕日、5泊お世話になりました。初めての無料キャンプ場ですが、皆マナー良く施設も充実でした。

コラム①  旅仕様のバイク

鹿笛
北海道では鹿との衝突事故が多い。バイクの場合、自分の命にかかわる重大事故となりシャレではすまない。これは走行中の風切り音が鹿に警告を与えるモノ。効果は不明だが、北海道のレンタカーには全て付いているらしい。鹿には会いたかったな~~~。

水筒
何と言っても年齢的に水分補給は最重要
この水筒はメキシコ現役時代の5周年記念品。見かけは悪いが耐久性と性能が良く、夜は焼酎のお湯入れポットにもなり、旅の必需品。
布カバーは単なるガタつき防止用、派手な模様は娘の不要品をたまたま使用しているだけで、他意は無い。

ロープ付き洗濯ばさみをハンドルに
これはバイクを降りるときに、着用していたグローブとネックカバーをさっと挟んで吊すために使っている。外観を重要視気するバイカーが多い中、非常にカッコ悪いと言えるが、あまりにも便利なためずっとこのまま使っている。

ヘルメット盗難防止
ダイヤルロック付きアルミカラビナは、ぶら下げたまま走行すると震動でアルミ粉が付着するため、白ビニールテープを巻いた。たまたまハンドル左側ミラーに写真のようにセットしたら、なんと片手でさっとヘルメットがロックできるスグレモノとなった。

4日目
5日目
6日目
7日目

〈北海道バイク旅2024 『道南を完全制覇』編 2/5 終わり

北海道バイク旅2024 『初めての無料キャンプ場』編 1/5 は→こちら
北海道バイク旅2024 『炭鉱跡に興味津々』編 3/5 は→ こちら
北海道バイク旅2024 『道央行ったり来たり』編 4/5 は→ こちら
北海道バイク旅2024 『富良野を予習』編 5/5 は→ こちら

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