北海道バイク旅2024 『富良野を予習』編 5/5

去年も来たのでパスしても良かったが、やっぱり来ました富田ファーム

 旅も終わりに近づいてきた。今回は都合により7月5日に帰宅しなければならない。
 旅の最後は、、
   今や北海道と言えば富良野
 でもボクは良く知らないので、最後に富良野を周遊しよう。ただし有名どころは、カミさんと秋に来るときに巡ることとし、今回はその予習と考える。

16日目 星に手の届く丘

7月2日(火)
 天気予報は晴れだけど、留萌地方はまだ雨と風が残って寒い。
 日本海側を迂回して、昼過ぎに星に手の届く丘キャンプ場へ到着。最も予約が取りにくいキャンプ場と紹介があったので、今回2泊してみる。1,000円/泊と、北海道にしては高い。
 夕方場内を歩いて、大阪からのCX-5(ソロ75才)と話、夜はその方のテントサイトで21時まで飲んだ。

留萌を出発してすぐ、日本海側に向けた江戸時代末期の砲台跡 があった。
かつては陸の孤島と呼ばれていた 雄冬海岸 山がそのまま海に落ち込む断崖絶壁、日本海からの風が強い
雄冬岬にある、滝 ほとんど車が通らないところにあるが、美しい滝だ。
芦別から南R452 を走っていたら、鉄橋にこんな列車が、置いてあった。
中富良野から東側へ走れば、真っ直ぐな農道と、十勝岳(?)がとてもきれいこの向こう側にキャンプ場がある
名前も洒落て人気らしいので、最後のキャンプ場に選んだ。ジンギスカン料理が有名なレストランがある。
バイク専用サイト、斜めの地面が気になる。なぜか関東のキャンプ場のようにお互い話をしない、有料だから?
各サイトに 直炊きが出来るたき火用かまどが確保されている。これは珍しいが、ボクはたき火はしない。
目の前に広がる富良野の丘陵、良いね~~
西に面しているため、いつまでも西日がまぶしかったが、日が陰るとこんな感じ。
大阪から車で来られているオジサンのテントで、たき火をしながら遅くまで話し込んで飲んだ。

17日目 紫色の富良野

7月3日(水)
 今日は富良野をバイクで走り回った。
 キャンプ場に同じ都内ナンバー(RAV4)が居て、挨拶に行った。ご夫婦(ご主人は同級生)で、実は同じ九州しかも半径50km圏内の出身とわかり、世間の狭さにビックリ。で、夜はそのご夫婦のテントサイトで20時まで話し込んだ。

キャンプ場前の丘、木立と畑、空と道路のコントラストが良いね~~
ファーム富田イースト 新しい花園?おじさんに教えられた。9時開園前なので誰も居ない 独り占めできた。
今年はラベンダーはもう見ないつもりだったが、知り合ったおじさんが良い香りですよね!と言われ臭いを嗅ぎに来た。
えっ?ラベンダーって臭いするの?何度嗅いでも良くわかりませんでした。
そうは言ってもやはり本家のファーム富田も見たくなって寄ってみた。まだ9時前だが、こちらは人がいっぱい居た。
去年と変わらないし、花壇のお花畑にはあまり興味ないと強がっても、まあ~~何度見ても良いですね。
十勝岳PA 登山口になっている。ここまで来ればヒンヤリする。
十勝岳連峰どれが十勝岳だろう、もっと余裕を持って北海道に来て、山登りもやりたいね。
近くにある青い池は人が多すぎと聞き、秋に持ち越し。上流の白ひげの滝に来た。ここも、かの国の方がいっぱい居た。
上富良野町営のラベンダー園 このくらいの規模と人が、のんびり観賞できると思うが、今回はここで写真のみ。
キャンプ場近くの原始の泉、明日のコーヒー用に汲んで帰ったが、夜の焼酎に入れていたら無くなってしまった。
北海道最後の夜

18日目 北海道最終日

7月4日(木)
 十数台居たバイクがほぼ出発し、残り3台になってお互い声を掛け合い話してたら、毎度のように出発が8:50と相当遅くなってしまった。大阪の方からは諸情報をもらって別れた。
 夕張でメロン買って自宅に送り、14:30苫小牧フェリー乗り場に着いた。
またまた、乗り場では近くのバイクの方とずっと話し込む。

朝、羊がテント近くまで寄ってきた。羊さんは朝食で忙しそう。
鹿も遊びに来たが、近寄れなかった。こちらは野生の鹿ですね。
メロンを買うため夕張経由にした。ここもかつては大繁栄した町が有るが、今は、ダムの底らしい。
1週間前に通ったところ。帰るのが名残惜しくて時速40km/hくらいでのんびり走らせ、周囲の景色を目に焼き付けた。
夕張市近くの滝上公園
道の駅あびら なんとD51が展示してある。油の臭いがして生々しい保存状態である。
苫小牧のフェリー乗り場 目があったバイクの方とは構わず話しかけた。皆良い旅だったですか?
往路と同じ場所で、事前に買ったビールと弁当で夕食する。日本海側のフェリーには電子レンジが無いが、太平洋側は備えてある。
朝食です。
初めて上段のベッドになった。乗船後すぐ風呂へ行ったら空いていた。だいぶ船内状況がわかってきて快適度アップ。

19日目 帰宅 まとめ

7月5日(金)
 朝、船のホールにあるテーブルで日記を書いていたら、隣のおじさん(笠間市74才、古いSR400、陶芸家)から話しかけられ、結局下船まで何時間も話し込んでしまった。
 本州上陸、”暑いネ!”18:30自宅到着

そろそろ到着、ちなみにこれも三脚を使った自撮りですが、船の階段は狭く素早く降りるのは怖い。
真っ青な空は美しいが、どうやら到着したら猛暑らしい。涼しい北海道が(そうでも無かったかな)もう懐かしい。
皆さん、旅は終わりましたね。また来年会いましょう!ボクは秋に車で、また北海道へ行きます

まとめ
①旅
 今回はとにかく、同世代で同じ旅好きのオジサンと良く話した。ボクから話しかけることが多いが、先方からも結構ある。大体は同じバイク乗りならまずは軽く会釈し、それから様子を見て何か言えそうならそこから会話が始まるパターンが多い。北海道は皆、心がオープンになるのか、深く考えずにスッとお互い話せる空気感がある。
 海外では、同じ趣味の人ならすぐ親しくなれるのに、日本はどこか物堅いし、話しかけにくい壁がある。恥ずかしがり屋も理由にあるのかな。そうそう、本州のどこかのキャンプ場では、”他人に話しかけないで下さい” って注意書きがあった。
 今回様々な方と話して、自分はまだまだ旅は素人で下手くそだと痛感した。キャンプ+旅のボクの旅スタイルはおかしいのか?と踏み込めないでいる自分もある。でも出会った方は、自分のスタイルを堂々と貫いているし、心から旅を楽しんでいらっしゃった。ボクもそうしよう!
 また、ボクの旅は”そこに行ってから考えよう”だが、事前の旅先の情報収集と勉強を充分やっておくことは、旅を楽しむ上では重要だと思った。改善点だな。

 今回旅先で出会った方へ
 無遠慮に話しかけて失礼いたしました。でもとっても楽しかったし、情報を頂きありがたかったし、大変有意義でした。ありがとうございました。もし、本ブログをご覧でしたら遠慮無く連絡下さい。

②釣り
 今回どこかで釣りをしようと準備しておいたが、結局1回も竿は出さなかった。理由としては、『熊さんが居るかも』と、『ウェダー(長靴)が無い』である。
 一応ボクの思想は、『旅をしていて、良い川や湖があれば釣りをする』であるが、そのような行き当たりばったり方式では、釣りをしても楽しめないことが、だんだんわかってきた。次回からは、釣り情報も事前収集し勉強しておこう。

メモ
総走行距離3,569km 燃料99.99L 総合燃費36.0km/L

16日目
17日目
18日目
19日目

〈北海道バイク旅2024 『富良野を予習』編 5/5 終わり

北海道バイク旅2024 『初めての無料キャンプ場』編 1/5 は→こちら
北海道バイク旅2024 『道南を完全制覇』編 2/5 は→ こちら
北海道バイク旅2024 『炭鉱跡に興味津々』編 3/5 は→ こちら
北海道バイク旅2024 『道央行ったり来たり』編 4/5 は→ こちら

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