北海道くるま旅2024 『美瑛と富良野』編 4/4

2ヶ月前の北海道バイク旅ではパスした青い池

 今回の北海道は道北が主目的地であり、北海道らしい大自然は大いに満喫できたが、やはり華やかな色が欲しい。ということで、美瑛と富良野のテッパンコースを廻って、今年の北海道旅を終わりとしたい。

9日目 サロマ湖

9月23日(月) 宗谷~サロマ湖
 朝、自転車の東京の大学生3名が炊事場で賑やかに朝食、聞いたら4名が途中で脱落帰還したらしい。どおりででっかい鍋と大げさな食料なんだ、若さって良いね。いろんな他のキャンパーさんと話していたら、10:00出発と遅れた。
 オホーツク海を左に見ながら南下し、16:00、今夜はサロマ湖鶴雅ホテルに到着した。

宗谷最後の朝 見事な太陽が出てきたが、寒い!3連休の最終日、良いキャンプ場なのでほぼ満車。
朝日とともに、霧が広がりだした。幻想的な風景になるかと待っていたが、太陽の暖かさが勝ったのか霧は消えていった。
道の駅マリーンアイランド岡嶋で昼食、ホタテラーメン、ホタテは4日連続となった。おかげで体調は良い。
道の駅もんべつ、海側にオブジェがあった
同じく道の駅もんべつ、かにのオブジェ、紋別はお金持ちの町なのか、立派な公共施設が多い。
一週間ぶりのホテル泊、ずっとキャンプだったので、ここの一泊だけは少し良いホテルを奮発した。
部屋からはサロマ湖が一望、夕日が綺麗に見られた。でも1週間分の洗濯が気になって、オタオタしていたらすぐ陽は沈んでしまった。
夕食は超豪華な海鮮、今回最後のホタテであるが、4日連続で、今日はホタテ2食目となった。

10日目 星に手の届く丘

9月24日(火) サロマ湖~富良野
 一週間ぶりの屋根の下だが、夜中のトイレが楽な以外、テントと眠りはあまり変わらない。朝風呂後、9:00出発、西へ車を走らせ、14:00富良野、星に手のとどく丘キャンプ場に到着した。ここで2泊する。隣はミニクーパーのソロさん、後ろは同じ都内ナンバーの若いご夫婦と、平日なのにほぼ埋まっている。さすが予約が一番取りづらいキャンプ場・・とネットで。
 夕食は併設のレストランのつもりが、宗谷のキャンプ場のお隣さんから頂いた、たこ刺身があるので、我が家の総料理長がパエリアにしてくれた。夕日がテント前面に広がる富良野盆地の丘にきれいに沈んでいった。見事!
 夜中のトイレで、きれいな半月と星が見えた。

朝、散歩に出た、ここがホタテ養殖発祥の地ですか、今回は本当に良くホタテを食べた。
車の中でも感じるが、直射日光がすごいよ
2ヶ月前のバイク旅でもお邪魔したが、今回は併設のレストラン目当てにここに2泊することにした。
かなり人慣れしている羊ウサギもたくさん居る。さすが人気の地、平日なのにお客は多い。
前面に富良野の盆地が広がる眺めの良いテントサイトを指定してくれた。トイレがちょっと遠いのが・・。
夕日を見ながらビール、最高ですね。
夕食は一昨日隣のテントの方から頂いたタコのパエリア、2日間タコの保存のため、クーラーボックスの氷管理が大変だった。
テントから見える夕日

11日目 美瑛を散策

9月25日(水)
 昨日、夕日が沈んだ前面の丘に、朝は朝日が当たってこれもとてもきれい。今日は快晴のようだ。
早い時間が良いと思い9:00に青い池、その後、道の駅白金ビルケ四季彩の丘と廻り、富良野市内でそばの昼食。午後は、美瑛の丘を、セブンスターの木ケンメリーの木マイルドセブンの丘親子の木北西の丘ジェットコースターとテッパンコースを廻った。今日は快晴の青空が広がりよい写真が撮れた。十勝岳もはっきり見える。
 夕食は、キャンプ場のレストランで有名なジンギスカンを食した。普段焼肉は多く食べられない体質なのに、この肉はぺろりで、追加注文したがそれでも足りない感じだった。さすがにここはウマい。
 お隣テントさんのインスタに影響受け、星空の撮影に何度もチャレンジした。

朝、テントのそばに野生の鹿が朝食に降りてきた。親子のようである。
まずは青い池、中国人であふれかえっているので、朝9時に来たが、人は少なくゆっくりと見られた。なぜか駐車場が無料。
青い池でソフトクリーム、お店の方は、午後になれば外人がいっぱい来ると、うんざり顔で話してくれた。
道の駅白金ビルケ、有名なBTBハンバーガー屋さん、10時、まだ空腹では無くパスしたが、無理にでも食うべきだったか。
四季彩の丘、入場料500円は高いとパスしようと思ったが、カミさんのひと言で入場。でも、広大で美しく素晴らしかった。
四季彩の丘、シーズンならファーム富田並みの醜い人混みらしいが、11時前でヒトは閑散として良かった。
セブンスターの木
ケンとメリーの木
マイルドセブンの丘
親子の木
勝手に命名しますが、親子の木があればこれは、家族の木
勝手に命名 じゃあこれは、独身の木
ジェットコースターの坂、この程度の道なら北海道のどこにでも有るんじゃ無いかと思うが・・・
夕食は有名なジンギスカン、これはウマい!秀逸!
夕日を見ながらテラス風のレストランで食事、夕食はキャンパー限定で、要予約、来年のソロツーリングでも来ます。
夜中トイレに起きて、上を見上げたら星空が広がっていた。まさに星に手の届く丘ですね。

12日目 北海道最終日

9月26日(木) 富良野~苫小牧~フェリー
 朝は8:00頃までのんびりし、朝の自然をゆっくりと味わった。
10:00出発し、途中二風谷のアイヌ施設を見学し、15:30苫小牧フェリー乗り場に到着した。

北海道最後の朝、2杯目のコーヒーでのんびり、昨日と違って今日は曇り空
途中何気なく立ち寄った、二風谷のアイヌ博物館、内容が充実していて見応えがあります。
復路のフェリーは、安かったので初めての個室にしてみた。ちゃんとしたホテル並みの施設に夫婦で感激した。
フェリー内のレストランはイマイチだったので、復路は乗船前に買ったコンビニ飯にした。これで充分ですな!
翌日の昼メシ、最後はカップ麺、人目を気にせずズルズル食べられ満足。
フェリーは超快適ですね。この距離を寝ていて移動できるってとっても素晴らしい。

まとめ

9月27日(金) 無事自宅に到着し、13日間の旅が終わった。

今回の旅を振り返ってみて

①キャンプスタイル
 富良野キャンプ場でカミさんが言い出したことだが、
『他のキャンパーのテント内はとてもオシャレでカッコイイ、が我が家はオシャレからほど遠くなんというか生活臭が漂っている。例えて言うなら、皆は ”ザ、ノースフェース” って感じだが、我が家は ”ザ、ホームセンター” って感じだ』
 この指摘には大笑いせざるを得ない。
 確かに我がテントには、洗濯ばさみがぶら下がっているし、雑巾がテーブルの端に無造作にかけてある。普段自宅で使用している鍋フライパンをそのまま持ってきているし、よく行くホームセンターで買った小道具も多い。
 キャンプとは自然とのふれあいが目的である、を主眼としているボクは、キャンプ道具に凝ることはしないが、毎年何日もキャンプしているのだから、道具は少し揃えてみようと思う。
 それより、カミさんがキャンプ旅行に対し、前向きな発言をしてくれたことは多としたい。

②キャンプ場比較
 今回は3カ所のキャンプ場にお世話になった。
   ❶朱鞠内湖 
   ❷宗谷ふれあい 
   ❸星に手の届く
どこも素晴らしかったが、旅の拠点とも考えるボクは❷宗谷ふれあいが一番良かったと言いたい。
 ただ、これもカミさんが言い出したことだが、
❶朱鞠内湖と❸星に手が届くは、若いヒトが多く朝が遅い、一方❷宗谷は、老人が多く朝早くから散歩している人が多い。
 我々ももちろん老人の仲間だが、この鋭い観察には吹き出さざるを得ない。
 老人が多い理由は明白で、歳を取るとテントの設営撤収がとてもおっくうになり、車中泊やキャンピングカーに移行してしまう。❷宗谷は、そういう車を使うヒト向けの施設が充実しているからである。
さて、我々はいつテントを止めるのだろうか?

③その他
・北海道を運転すれば避けられないのが、速度違反である。特にバイクと車を必需品とした生活をしているボクは、免許に傷は付けたくない(とは言え、先月ゴールドから青に陥落したが・・)。一応、制限速度+10km/hを上限に走行したつもりだが、いつもそうは行かない。後ろに速い車が来るとすぐ道を譲ったりしたが、今は北海道警察から郵便物が来ないか、ヒヤヒヤしている。

・北海道では車の燃費がとても良い。今回は上記のように速度を抑えた走りをしたせいか、燃費は26.85km/Lで、カタログ値以上であった。

・旅や釣りの情報収集をせずに出かけて、あとから後悔することは毎回だが、今回も同様だった。

〈北海道くるま旅2024 『美瑛・富良野』編 4/4 終わり

北海道くるま旅2024 『北へ』編 1/4+ は→こちら
北海道くるま旅2024 『朱鞠内湖』編 2/4 は→ こちら
北海道くるま旅2024 『宗谷と道北』編 3/4 は→ こちら

参考ですが、バイクでの北海道2024はこちら → 北海道バイク旅 1/5

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