今回の北海道は道北が主目的地であり、北海道らしい大自然は大いに満喫できたが、やはり華やかな色が欲しい。ということで、美瑛と富良野のテッパンコースを廻って、今年の北海道旅を終わりとしたい。
9日目 サロマ湖
9月23日(月) 宗谷~サロマ湖
朝、自転車の東京の大学生3名が炊事場で賑やかに朝食、聞いたら4名が途中で脱落帰還したらしい。どおりででっかい鍋と大げさな食料なんだ、若さって良いね。いろんな他のキャンパーさんと話していたら、10:00出発と遅れた。
オホーツク海を左に見ながら南下し、16:00、今夜はサロマ湖鶴雅ホテルに到着した。
10日目 星に手の届く丘
9月24日(火) サロマ湖~富良野
一週間ぶりの屋根の下だが、夜中のトイレが楽な以外、テントと眠りはあまり変わらない。朝風呂後、9:00出発、西へ車を走らせ、14:00富良野、星に手のとどく丘キャンプ場に到着した。ここで2泊する。隣はミニクーパーのソロさん、後ろは同じ都内ナンバーの若いご夫婦と、平日なのにほぼ埋まっている。さすが予約が一番取りづらいキャンプ場・・とネットで。
夕食は併設のレストランのつもりが、宗谷のキャンプ場のお隣さんから頂いた、たこ刺身があるので、我が家の総料理長がパエリアにしてくれた。夕日がテント前面に広がる富良野盆地の丘にきれいに沈んでいった。見事!
夜中のトイレで、きれいな半月と星が見えた。
11日目 美瑛を散策
9月25日(水)
昨日、夕日が沈んだ前面の丘に、朝は朝日が当たってこれもとてもきれい。今日は快晴のようだ。
早い時間が良いと思い9:00に青い池、その後、道の駅白金ビルケ、四季彩の丘と廻り、富良野市内でそばの昼食。午後は、美瑛の丘を、セブンスターの木、ケンメリーの木、マイルドセブンの丘、親子の木、北西の丘、ジェットコースターとテッパンコースを廻った。今日は快晴の青空が広がりよい写真が撮れた。十勝岳もはっきり見える。
夕食は、キャンプ場のレストランで有名なジンギスカンを食した。普段焼肉は多く食べられない体質なのに、この肉はぺろりで、追加注文したがそれでも足りない感じだった。さすがにここはウマい。
お隣テントさんのインスタに影響受け、星空の撮影に何度もチャレンジした。
12日目 北海道最終日
9月26日(木) 富良野~苫小牧~フェリー
朝は8:00頃までのんびりし、朝の自然をゆっくりと味わった。
10:00出発し、途中二風谷のアイヌ施設を見学し、15:30苫小牧フェリー乗り場に到着した。
まとめ
9月27日(金) 無事自宅に到着し、13日間の旅が終わった。
今回の旅を振り返ってみて
①キャンプスタイル
富良野キャンプ場でカミさんが言い出したことだが、
『他のキャンパーのテント内はとてもオシャレでカッコイイ、が我が家はオシャレからほど遠くなんというか生活臭が漂っている。例えて言うなら、皆は ”ザ、ノースフェース” って感じだが、我が家は ”ザ、ホームセンター” って感じだ』
この指摘には大笑いせざるを得ない。
確かに我がテントには、洗濯ばさみがぶら下がっているし、雑巾がテーブルの端に無造作にかけてある。普段自宅で使用している鍋フライパンをそのまま持ってきているし、よく行くホームセンターで買った小道具も多い。
キャンプとは自然とのふれあいが目的である、を主眼としているボクは、キャンプ道具に凝ることはしないが、毎年何日もキャンプしているのだから、道具は少し揃えてみようと思う。
それより、カミさんがキャンプ旅行に対し、前向きな発言をしてくれたことは多としたい。
②キャンプ場比較
今回は3カ所のキャンプ場にお世話になった。
❶朱鞠内湖
❷宗谷ふれあい
❸星に手の届く
どこも素晴らしかったが、旅の拠点とも考えるボクは❷宗谷ふれあいが一番良かったと言いたい。
ただ、これもカミさんが言い出したことだが、
『❶朱鞠内湖と❸星に手が届くは、若いヒトが多く朝が遅い、一方❷宗谷は、老人が多く朝早くから散歩している人が多い。』
我々ももちろん老人の仲間だが、この鋭い観察には吹き出さざるを得ない。
老人が多い理由は明白で、歳を取るとテントの設営撤収がとてもおっくうになり、車中泊やキャンピングカーに移行してしまう。❷宗谷は、そういう車を使うヒト向けの施設が充実しているからである。
さて、我々はいつテントを止めるのだろうか?
③その他
・北海道を運転すれば避けられないのが、速度違反である。特にバイクと車を必需品とした生活をしているボクは、免許に傷は付けたくない(とは言え、先月ゴールドから青に陥落したが・・)。一応、制限速度+10km/hを上限に走行したつもりだが、いつもそうは行かない。後ろに速い車が来るとすぐ道を譲ったりしたが、今は北海道警察から郵便物が来ないか、ヒヤヒヤしている。
・北海道では車の燃費がとても良い。今回は上記のように速度を抑えた走りをしたせいか、燃費は26.85km/Lで、カタログ値以上であった。
・旅や釣りの情報収集をせずに出かけて、あとから後悔することは毎回だが、今回も同様だった。
〈北海道くるま旅2024 『美瑛・富良野』編 4/4 終わり〉
北海道くるま旅2024 『北へ』編 1/4+ は→こちら
北海道くるま旅2024 『朱鞠内湖』編 2/4 は→ こちら
北海道くるま旅2024 『宗谷と道北』編 3/4 は→ こちら
参考ですが、バイクでの北海道2024はこちら → 北海道バイク旅 1/5
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