北海道くるま旅 2023年9月 2/4

大雪山

3 極寒に耐える!

2023年9月20(水)
 夜明けと共に起床、最後の釣りをするがアタリすら無く、結局、支笏湖のお魚は遊んでくれませんでした。また来年ね~~。
 テントには落ち葉や虫が一杯くっついているが、構わずテキパキと撤収し、9時出発する。支笏湖美笛キャンプ場は、自然が一杯、景色はサイコー、超快適でした。

 今日は旭川市郊外の「21世紀の森ふれあい広場キャンプ場」へ移動し、ここで2泊する。ここは事前の予約は不要なので、もし到着後宿泊を断られたらどうしようか、今回はカミさん連れなのであまり無茶な旅行はしたくないなぁ、と心配していたが、受付をしてくれたおじさんお二人はとてもフレンドリーでその上話し好き、ほっと安心する。

今日から2泊するキャンプ場、広大な芝生の敷地でほどよく道路や駐車場が配置され利便性が高い。駐車場をリビングとして使った。これで300円/人日は安い!施設も清潔できれい、ここは良いぞ。

 夕方、併設のお風呂”森の湯”へ、湯温が39.6℃と低いがその分長く浸かれて超快適な湯でした。一緒になった若いご夫婦は、弟子屈在住のフライフィッシャーマンで話が弾んだ。東京勤務だがテレワークなので北海道に住んでいると、なんともうらやましい。

 夕食はスーパーで買った特売の安い豚肉炒め。ちなみにボクは、キャンプメシはまったく凝らない、自然の中で雰囲気が良ければ、何を食っても美味しいと思う。
 
 夕食が終わる頃には、猛烈に冷えてきた。真冬並みの寒さだ!持参した衣類を何枚も重ね着して就寝したが、23時、あまりの寒さで車に泊まることにした。ただ、周囲のキャンプ者に配慮してエンジンはかけなかったので、結局テント内と寒さは変わらず、とっても寒い夜を過ごした。車の外気温は、8℃を示した。

車で行くお風呂、森の湯、100円。シャンプーや石けんは使えない。炭酸泉だろうか、身体に泡みたいなモノがくっついて、とても良い湯だぞ。
浴場はこんな感じ、外気温で湯温が変化し、今日はぬるいとのことだった。ボクは42℃くらいの熱い風呂が好きだが、38℃でも長く浸れるのでとっても良いね。開眼した。
ボクはキャンプ道具には凝らない、持ち物は少なく、なるべくシンプルにしたい派。食事も簡単な調理ですませ、空き時間を一杯作って自然の中でゆっくりしたい派。
朝食の例 パックゴハン+インスタント味噌汁+ソーセージにチーズ+ヨーグルト

4 紅葉はまだ大雪山

今日は大雪山へ

2023年9月21日(木)
 極寒の夜を耐え6時に起床、天気はまあまあ、暖かい日差しがありがたい。

 今日は今回の旅の主目的で、日本一早いと言われる大雪山の紅葉を見に行く。7月のバイク旅で出会った旅人から、大雪山の紅葉はきれいと力説されたことに由来する。
 例年なら紅葉の絶好の時期だが、今年の猛暑の影響で紅葉は大きく遅れている聞いている。でもカミさんのお仕事の都合で日程は変えられないし。
 9:45ロープウェイで大雪山へ、今回はふもとの、1時間の散策ロードを歩くのみとした。緑色の大自然も素晴らしい!
 
 午後戻りで、幻の道と言われる「チョボチナイロード」を走る。

 15:00キャンプ場へ戻る。炊事場で札幌から来られたご夫婦と楽しく会話、色々レアな北海道情報を教えてもらったが、全て忘れてしまった。やっぱりこういうときはメモを取らないとネ。
 
 今夜も冷えそう。

ロープウェイで大雪山のふもとへ。本来なら今の時期は燃えるような紅葉が見られるはずだが、今年はまだ青々としている。
シラタマノキ、白い球のような花がかわいらしい。でもこれは花では無く実らしい。
エゾオヤマリンドウ 紫の花が美しかった。
本当はあの頂上まで登りたかったが、今回は、カミさんに遠慮してふもとの散策路のみとした。来年は登ってみよう。赤い葉っぱは、チングルマが紅葉し始めているところか?
天気は、雲が多い晴れ。眺望はイマイチかな。でも、この高度と爽快感。
1年の内、9月の1ヶ月間だけ通れる幻の道路「チョボチナイロード」
ようやくキタキツネに出会えた。これで、鹿、ウサギ、キツネリスは見た。あとは熊さんか・・・。
夕食後、星空も眺めながらの一杯中!快晴で星がきれいだが、明るい外灯の下なので見えにくい。それよりも放射冷却で今夜も冷えそう。凍死するかも??
着込み重ね着が成功して寒さを感じず、何とか朝を迎えた。4日前は30℃越えの猛暑の世界から、7.9℃の朝、このギャップ!
キャンプ場の全景、皆、隣人とは良い距離感を保っている
きれいな夕日が。

5 今後のためのメモ

重ね着の実態
 足→靴下2枚 下→ヒートテック+Gパン+雨具
 上→アンダーシャツ長袖2枚+ヒートテック+長袖シャツ+セーター+ライトダウン2枚+雨具
 防寒の決め手は、雨具を着て寝たことだった。

■今回、なぜ防寒着が無いのか?
 周囲を見ればさすが北海道、皆さん極厚のダウンを着ていらっしゃる。
 今回の旅の出発時、関東はまだ酷暑と言われる毎日だった。頭ではもうすぐ寒くなると理解し、実際に極厚のダウンをカバンに詰めようしたが、外は35℃で自分は短パンにTシャツ姿で汗ダラダラ、どうしてもここまでの防寒対策の必要性の実感がわかず、置いてきてしまった。

夜の頻尿対策案
 寒いと夜中にトイレに3~4回は起きる。狭いテント内、寝ぼけてその辺の物を踏みつけて壊したりしないように注意を払い、しかも窮屈な姿勢でテントから外に這い出るのはとてもおっくう。
 ーーナントカならないか?ーー
 年齢による頻尿もあるが、寝る前のお酒が大きな原因。でも”キャンプイコールお酒”、これは止められない。では、いっそテント内で用を足したら良いじゃないか。さすがにカミさん同伴のときは不可だが、ソロキャンプの時はテント内に容器に用意してそれに・・・。これはグッドアイデア!

〈 終わり 〉

この続きは、
その3は→ 北海道くるま旅 2023年9月 3/4
その4は→ 北海道くるま旅 2023年9月 4/4
戻る場合は、
その1は→ 北海道くるま旅 2023年9月 1/4

メインメニューに戻る → メインメニューに戻る
カテゴリーの『旅』は → 旅へ
カテゴリーの『釣り』は → 釣りへ
カテゴリーの『山登り』は → 山登りへ
カテゴリーの『ランニング』は → ランニングへ
カテゴリーの『現役時代』は → 現役時代へ
カテゴリーの『生活/その他』は → 生活・その他へ
『お問い合わせ』は → お問い合わせへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました