バイクが2代目に

たった1年とちょっとのお付き合いだったが・・

 初代バイク、ホンダ400X は北海道2回、西日本2回と荷物を満載し、長期ツーリングに連れ出した。一方、ボクの年齢的なバイク寿命を考えると、早めの選手交代をしていくべきと思い、大型二輪免許取得を契機に2代目バイクにした。

ありがとう400X

 初代400Xの購入時のいきさつは本ブログ内の、バイクを購入バイクが納車された を参照下さい。
この400Xの主な旅歴は
 ・2023年 西日本ツーリング 33日間 3,900km
 ・2023年 北海道ツーリング 12日間 2,800km
 ・2024年 山陰ツーリング  29日間 4,300km
 ・2024年 北海道ツーリング 19日間 3,600km
1年3ヶ月間で、全走行距離は18,600kmである。全走行の8割は荷物を満載した長距離ツーリングだったわけで、そのせいかタイヤやチェーンはすでに限界で、さらに今年は猛暑でバッテリーが熱中症になるなど、ほころびが目立ちだした。
 昔のように、バイクがメカニカルだけのマシンなら自分で保守点検修理が可能だが、今のバイクは電子制御が多く手も足も出ない。ボクのような長距離系ライダーにとって、バイクの異常は歓迎したくない。

後ろのタイヤ溝は、すり減って無くなってしまっている!ほぼ、大きな荷物満載で走ったから減りが早い。
チェーンは限界サインまで伸びた。このあとさらに3,600km走っているので、もうユルユルで、しかもサビサビ!
40日間エンジンをかけなかったら、セルが弱々しく廻りエンジンかからず、バッテリーが熱中症だった

年齢的バイク寿命

 健康で居られる期間を健康寿命と言うが、元気にバイクに乗れる期間を勝手にバイク寿命と名付けた、ボクは現在62歳、いつまでバイクに乗れるだろうか?将来計画を立ててみた。

年齢バイク名説明
61歳ホンダ 400X現行のバイク
62歳
63歳スズキ
V-Strom 650
次のバイクは大型二輪、だけど超大型は不要
650くらいで充分
64歳
65歳(ホンダ)
(NC750)
NC750は、トルクフルで燃費が良い
一度は乗りたいバイク
たぶんこの頃はモデルチェンジしているはず
66歳
67歳
68歳(800CCくらい)
いわゆる ”カッコイイバイク” は
年齢的に、これを最後とする。
が当然、取り回しが楽なバイクを選定する。
69歳
70歳
71歳レブル500など人生最後の
『あがりのバイク』
カッコや走りはもう考えない、安全で乗りやすいバイク、例えば足つきが良いアメリカンタイプ
72歳
73歳
74歳
こうやって将来設計を書いて見ると、自分のバイク寿命はかなり短い。生涯であと3~4台乗れれば良い方なのか。

 北海道では、70歳前半でも大型バイクを乗り廻しているジジイライダーはたくさん居た。さて、ボクは何歳まで乗れるだろうか。ちなみに免許返納時期は別途記すが、バイクを降りる基準は
『ランニングで、10kmを走れないか、1時間30分以上かかったら、バイクは止める』
としている。バイクは体力重要だからね。
 まあそれより、バイクを面白いと思う心をいつまで保てるか?が重要だと思う。
 
 そして一番重要な問題が ”資金”、今回は現役時代の経費精算の残金を充てたが、これで内緒の口座は枯渇した。次は、車の買替えを伸ばすか、家の外構工事を止めるか で資金をひねり出すか。あるいは、バイクの買替え自体を考え直すかだろう。
 まあ、今は夢を語りたいので、資金の話は止めよう。

2代目バイクは何にする?

 現在の400CCで充分なのだが、あえて言うなら北海道のどこまでも続くような道を、4~5千回転でうなるようにエンジンを廻しながら走るのは、せっかくの道だけにちょっと気分が損なわれる。もうちょっと低回転でドコドコとゆったりと走りたい、そこが次のバイクの要点である。そうなると1000CC以上になるが、ボクに高出力バイクは危険。旅バイクなので、燃費とタンク容量は重要。私の身長は177cmだが、体力などを考えるとシート高は820mm以下。外国車は全く興味なし、日系でもK社とY社も興味なし。
 友人がレブル1100で、乗りやすさや取り回しでコレにかなり傾きかけたが、このアタクシがアメリカンクルーザーか?ちょっとイメージが違いすぎる!と思い直し、やはり元気なウチはアドベンチャーだろうと確信した。
 さてこれだけの条件で合致するのは、まずはホンダNC750、トルク重視で燃費も良くボクにぴったりのエンジンと思える。難点はタンクがリアシート下で荷物が多い旅では扱い難い、容量も少ない。もう一つホンダドリームの対応が気に入らない。詳細は記さないが今回は、気軽に寄れる町のバイク屋さんから買いたい。そうなると残りはスズキVストの800か650。まず800はハイオク仕様であまりにピーキーすぎるようだ。で消去法となったが、スズキVスト650 で決めた。

ボクの年齢的にはコイツだろう。でもこのオレがブラックジャケットは考えられない。将来、あがりのバイクの時に考えよう。
ならば、コイツが一番自分らしいなのだが、なんせ車高が高い。若くて体力があればコレでしょうね。
結局コイツが今の条件にピッタリだが、今回はホンダは止めておこう!ボクは宗一郎さん大ファン、ホンダ愛であふれているが!
前に持っていたVスト250は名車だった。コイツは兄貴分で評判は良さそうだが、ボクには馬力がありすぎる。危ない!
今回はコイツで決めよう。長期間熟成された素晴らしいエンジンと聞いている。ちょっと車高が高いけど。

さよなら400X

 9月5日(木)
 400Xに取り付けているドラレコとリアボックスを、新しいバイクに移設するため、400Xをバイク屋さんに持っていった。これでお別れである。
 1万8千キロ、北海道から四国山陰までノントラブルで良く走ってくれました。他のジジイライダーは小さな汚れがあればすぐ拭いてピカピカにしているのに、ボクはほとんど洗車もしていなかった。雨では絶対走らないとわかるキラキラと輝いたバイクも多いのに、ボクは、TVで不要不急の外出は控えてと言っている大雨の中、200km乗ったこともある。
 もうちょっと大切に扱うべきでしたね。

バイク屋に持っていく途中で、最後の写真を撮る。ありがとう、さようなら400X
ちょうどバイク屋さんで初代と2代目が並んだやっぱり2代目も白色、黒色はどうも合わない!

ウエルカムV-Strom650

9月9日(月)
 ついに納車、第一印象は
『でかい!、パワーがある』
縦型Vツインなのでほっそりのはずだが、結構な横幅がある。両足はべったり付かない、怖いな~と思っていたら、ステップの前に足を出せばかかとまで付くことがわかった。高速性能はまだわからないが、低速のトルクはかなりあって町中は余裕だな。ただ細部の作りはホンダが上かな。
さあ、コイツとまた日本中を走り回って、思い出をいっぱい作ろうネ!

カミさんとタンデムで近くの神社に行き、安全運転祈願の参拝

付記
 今回は年甲斐も無く衝動買いで、なけなしの秘密口座を空にしたのは痛かった!コイツとは最低でも5年間はお付き合いしなくてはならない。『仲良くしようね』

バイクがへばるのが早いか?ボクがくたばるのが早いか?そんな感じだろう。出来るだけ長く乗らなくてはならない

<終わり>

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