スキー 2024年1月 丸沼

4年ぶりにスキー、丸沼高原スキー場、今日は快晴だ!

 本格的にスキーに行くのは30年ぶりかもしれない。スキーのような全身使ってバランス感覚が必要な運動は、退職後の老化防止には必須と考え、最低でも年数回はスキーをやろうと決めている。
※1月1日の能登半島地震には本当に心が痛む。被災地は寒さと雪に困ってらっしゃるのに、スキーとは心苦しいが、体制が整えば私はボランティアに参加させてもらうつもりであり、今回はご容赦頂きたいと思います。

準備編

①スキー板
 どこまで真剣にやるかわからないし、そもそもウマく滑れるのかもあり、スキー板はレンタルまたは中古でも良かったが、結局ネットで一番安いセット品を買ってしまった。30年前はスキー板の長さは、身長プラス15cmと長く重かったけど、今はマイナス10~15センチと変化している。でも他は30年前と変わらないね。

全部で4万6千円、ネット購入ではシューズのサイズが心配だったが、何とかオッケーでした。

②ウエアー
 普段使用するレインウエアーで充分と考えていたが、1月になって値下げしていたので、結局買ってしまった。今風のウェア-しかなかったが、実際にこれを着てスキーをしたら、この長い上衣は結構邪魔で使いにくかったです。正直なぜこのようにダボッとしているか意味不明。

カミさんは今回初めてスノーボードに挑戦するので、気分高揚のためにもまずはウエアーは揃えたいよね。
バイクもそうだが最近はもなんでも”黒”のウエアーが多い。人真似が嫌いなボクは、迷わず”白”で一番安いヤツ、となるとこれになった。

③車
 冬タイヤは、これもネットで一番安い無名メーカー品を購入し、自分で付け替えた。車はE-Fourという四駆になっているが、モーター駆動式。いずれも本格的な雪道は初体験で、その走破力は未知数。今回は試験走行となり、ちょっと楽しみ。

念のためタイヤチェーンも用意した。収納性が悪い樹脂製ではなく、金属製にした。ネットで3千円くらいでした。

④気候
 去年の夏はかなりの猛暑だったせいか、予報では『暖冬』予想だったが、ボクは ー根拠は無いがー 『ドカ雪』を予想していた。実際昨年末から、冬らしい気候になり、年明けより積雪量増えていった。シメシメ!

⑤スキー場
 条件は、人工雪はどうもうまく滑れないので、天然雪で雪質が良いことと もちろんコスパ重視。九州人のボクは関東のスキー場は全く無知、軽井沢在住の親類が推薦する菅平スキー場に決めていたが、有名どころは宿泊費が高いことがわかった。
 暇に任せて再考、この夏、尾瀬に行った際に見かけた片品村の『丸沼高原スキー場』にした。標高1,400mで、他より積雪量が違う。宿泊も、夏と同じ『ファミリーロッジ旅籠屋 沼田』が使える。

DAY-1 大雪で車の性能試験

2024年1月16日(火)
 今日は無理せず移動だけ。当然高速道路は使わず、全工程145kmを下道で沼田市まで行く。
 火曜日は生ゴミ収集日、回収後カラス防止ネットを仕舞ってから出発。国道16号線で朝の渋滞にあう。田舎育ちのボクには、都会の信号地獄のノロノロ運転はとっても辛かったが、最近はようやく慣れてくれたようでイライラしなくなった。 

途中の『道の駅おかべ』で持参したおにぎりと、焼きそば唐揚げを買って昼食。

 今日は、”この冬最強の寒波”らしくかなり寒い!国道17号線を北上していくと、雪が舞ってきた。時間があったので、赤城山へ廻ってみることにしたが、ちょっと高度が上がるとすぐ辺り一面が雪景色に変わった。積雪は50cm以上、怖くなって山登りはあきらめ麓をぐるっと廻る国道353号線へ回避したが、雪景色は変わらず、結局沼田市の旅籠屋まで大雪の中を移動することになった。

赤城山の方へ向かったら、本格的な雪が降ってきた。

 気掛かりだった安物スタッドレスタイヤの性能試験にちょうど良いと、広めの道でブレーキテストなどを繰り返したが、ウマく雪を噛んでいるようで安心する。登りで少しでも横滑りすると自動で四駆に切り替わり、この車の最新性能に感動する。また昔話で申し訳ないが、30年前このレベルの雪道なら、チェーン以外考えられなかったが、今はほぼ気にせず普通に走れるのね!
 ただ、急な下り道で普通にブレーキを踏んだら、『ズルズル』と滑り制御不能となった。何とか路肩の雪だまり寄せ停車できたが、やはり雪道をナメてはいけないと反省。しばらく心臓の高鳴りが止まりませんでした。そう言えば、スリップしたらすぐ車は何かの警報ランプが鳴動した、アレは何だったんだろう?

これはもうドカ雪じゃ無いだろうか、一気にこの景色に変わった。えっ『ドカ雪』は今は死語だっけ
この車で初めての雪道を走る。スタッドレスタイヤの性能には疑念があったが、こんな道でも走れることがわかって安心した。

 15時、『ファミリーロッジ旅籠屋 沼田』にチェックイン。昨年は各地で旅籠屋にお世話になった。ただどこも無愛想な対応の印象だが、今日はフレンドリーな女将さん(で良いのか?)でほっこりする。
 明朝は-10℃になるらしい。

沼田市の宿周辺でもこの積雪だった。さすがこの冬最大級の寒波!明日はここから山の方に行くが、道路は大丈夫だろうか?
歩いて宿の前の中華レストラン『馬鹿旨』さんに行き、夕食
人気のトマトラーメンを食す。寒さのなか、熱く辛いラーメンは旨すぎる!

DAY-2 快晴の丸沼スキー場

2024年1月17日(水)
 丸沼高原スキー場までは37kmの運転、高度が上がればどんな雪道なるのか、やはりチェーンは装着すべきか、ドキドキしながら7:50出発する。予想に反して、周囲の車は結構スピード出しているし、結局スキー場までの道路は除雪され、スタッドレスタイヤで無事に行けた。

スキー場までの道はこんな感じ。除雪はされているが、標高1,000m、気温マイナス5℃、慎重に運転する。

 スキー場は人気なのか平日なのに結構ヒトは多い。30年ぶりなので、ボクは麓の初心者コース限定のフレンドリーパス3,000円を購入しゲレンデへ。カミさんは予定通り、スノーボードに初挑戦(後述)。

 事前情報でここは、日中でも気温はマイナス10℃以下と”極寒”だったので、服装は以下の様に完璧に防寒対策した。
 →上は、中から①機能性アンダーシャツ+②極寒型ヒートテック+③冬用シャツ+④フリース+⑤ライトダウン+⑥スキーウエア、
 →下は、①ヒートテック2枚+②ジーンズ+③スキーウエアとした。
 →特にボクは手先が寒さに弱いので、①アームウォーマー+②手首カバー+③カイロを貼る+④アンダーグローブ+⑤オーバーグローブ
 
ーーーが!ーーー

 今日は雲ひとつ無い快晴、すでに午前十時で太陽が上がって、ポカポカ陽気。着替えに車に戻るのがおっくうでそのままで滑ったら、昼食時にはスキ-ウエアーの内側、着ている衣類全てが汗でぐっしょりとなった。

積雪は、130cmと充分、マイナス10℃以下と聞いていたが・・暑い!
この”イエローコース”だけで2日間滑った。斜度もあるし、距離もボクにはちょうど良い、ここ限定でリフトは3,000円と安い!
気になっていた雪質も天然雪でさらさらしておりとっても良い。さすが高度が高いからか。

 さてボクのスキーだが、悪いクセも含めてカラダは覚えているモノで、カンはすぐ取り戻せた。ちなみに30年ぶりというが、この間に、1日単位では何度か滑ってはいる。ただ子供のスキーの面倒を見るなど集中してはやっていない。
 選んだコースはイエローコースで、全長は800mくらいか、初心者用と言うがほどよい斜度もある。昨日までのドカ雪のおかげか、嫌いなアイスバーンも無く雪質は最高である。休憩を挟んで10:30~15:00で25本くらいか。
 今日は素晴らしい快晴だから、リフトで頂上まで登って群馬の山並みの展望を楽しむべきだが、時間が惜しく行かなかった。追加の3,300円をケチったから、山頂からの滑降が怖かったからだろう、と言われても否定はしない。
 
 最後の3本目で、派手に転倒した。それも谷側に、気が緩んだか?

 16:10宿に戻った。目の前のレストランは休みでコンビニメシ、19時には寝た。

山頂側。今日は雲ひとつ無いすがすがしい快晴、あの山頂まで行けば素晴らしい眺望が楽しめたはずだが・・・

DAY-3 年齢を感じる

2024年1月18日(木)
 宿の前にあるレンタル屋さんで、カミさんのボードを借りる。2,500円と安いし、気の良いおじさん二人がいらっしゃってスキー場など諸情報を教えてくれた。                   
 今日は気温は0℃くらいと高い、よって路面上に雪は無い。
 
 昨日転倒した際に左親指を痛め、右肩が上がらない。また滑っているときに緊張しているのか、肩こりもすごいし、足の筋肉はパンパン。文字通り満身創痍だが、普段はこういう経験をしなくなっている、これこそスキーに求めていたことだ!と言っても、年寄りの強がりか。

 平日で人は少なく絶好の天気なのに、結局2日間同じコースだけしか滑らなかった。3,000円と安いからだろう。と言われても否定はしない。

 昼食時、カミさんがビデオ撮影した自分の滑りを確認、左ターンが下手と言うより格好悪い、これは自覚あるし修正できるだろう。それより、自分ではスピードを出して『滑降』しているつもりが、ビデオはゆっくり『横方向へのターン』を繰り返していて、自分のイメージとだいぶ違うのに愕然とする。もっとスピードは出せるが、それが怖いというか、どうも突っ込めていない、保険と安全率をいっぱい掛けた滑りになっているのは、年齢のせいか?

 今日は22本くらい滑る。最後にまた転倒したが、今日は山側に倒れ被害無し。どうも午後に集中出来ないのは、年齢のせいか?

良いコースだが、唯一の欠点はリフトがのスピードが遅い。暇なので自撮りする。スマホを落としたらシャレにならないので慎重に!
2日目、スキー場周辺は終日曇ってはいたが、遠くの山は晴れてきれいな景観が見えた。

 リフトから見ているとほとんどの客がスノーボードで、スキー人口は1割以下か?。少ないのでコース場に居るスキー客はすぐ覚えてしまう。たまたまリフトで横に並んだりすると、声を掛けたくなる親近感が沸くが、滑りだすとこの人よりウマく滑ろうと競争意識に変わって、複雑な心境ですね。

 今日は曇っていたが気温は3~4℃くらい、薄着で過ごせた。
 16時に宿に戻ったが、疲れ切って今夜もコンビニメシ、その後轟沈した。

センターハウス、気温が高かったので、帰る頃には駐車場は雪が解けてこんな状態になった。
帰路は、路面の雪はすっかりなくなっていた。走りやすいが、どこか寂しい、あの積雪が・・!
今日は積雪量は変わらず、朝の気温が-5℃だが、昼間は3℃まで上がって、暑い!

カミさん、スノーボードに初挑戦

赤いベストがカミさん、スノーボード初挑戦、チャレンジ精神は良いが年齢を考え、無茶はするなよ!

 退職後ボクが、年2~3回はスキーに行こうと言いだした時、カミさんはそれならば『スノーボードをやりたい』と決断、挑戦の精神は老化防止になると、ボクも後押しした

1日目
 ボードはレンタルし、まずは11時からの1.5時間のスクールに入った。生徒はひとり、コーチ研修の方が参加され、先生2名と贅沢なスクールだった。先生に手を支えてもらった際、初心者は怖さから手をしっかり握り返すのが、カミさんはそれが無い、センス良いと、褒められたらしい。
 昼食後はひとりで練習。ボクも見学、まずはボードの上に立てること、立ったまま少し滑ってみる、などスキーを始めた頃と変わらない。何でも無いところでコロコロ転ぶが、これも初心者あるあるで、自分は一所懸命何とかしようとしているが、それが出来ない、あっちに気を付ければこっちがおかしくなる、どうして良いかわからない!だよね。
 ちなみに立ち上がる際にカラダを曲げることに相当苦労していたが、帰ってから、防寒対策で着込みすぎが原因と判明した。
 宿では、Youtubeで猛勉強していた

とりあえずはさまになっている、ウェア-の色彩組み合わせは良かったんじゃ無いか!

2日目
 スクールに入れば、と薦めたが、結局昨日と同じ斜面で、リフトも使わず、ひとりで終日練習していた。20mくらいの斜面を、転ばずズルズル滑るところまではレベルアップしたようだ。
 さて今後はどうするつもりでしょう?スキーも同じだったが、ある程度のレベルに達するまでは、怖い!キツイ!辛い!そして面白くない!だろうなと同情する。若い頃はそれでも頑張れたが、今の年齢ではど~~~でしょうか?

誰も居ないこの斜面でひとり練習中、当面は全く面白くなく、何の楽しさも感じず、ツラい武者修行ですナ!

DAY-4 まとめ

2024年1月19日(金)
宿で朝食後、往路と同じく全て下道を使って自宅へ戻った。

今回は天気にとっても恵まれました!でもふたりとも二日間でヘロヘロになりました!

まとめ
丸沼スキー場は評判通り雪質が良く、施設面他を含め良かった。ただ、寒すぎる とも聞いている。近くの、尾瀬岩鞍スキー場片品オグナほたかスキー場、も検討してみよう。当面スキーは、この片品村周辺で良いんじゃ無いか。

②今回3泊し2日間がスキーだったが結構疲れた。高速道路を使って0泊2日(車中仮眠)で往復可能と思えるので、天気予報を検討しワンポイントで1日滑りでも良いと思った。

③滑降の際、恐怖心が先に湧き出るのが気になるの上記では年齢を理由にしているが、踏ん張る脚力が弱っているのが原因ような気がする。あれだけランニングをしているけど、異なる筋肉を使うのかな?。

④滑降の際、足のすねにグッと力をかけないといけないはずだが、ボクは重心がかかとにかかっている。何度も修正しようと試みたが、重心を前に置くのがどうも怖い。今後の練習だな。

〈 終わり 〉

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