退職後1年『日々何をしてるの?』2024年3月

生活・その他
退職してまずは、富士山が見える浩庵キャンプ場へ行った。本栖湖にて。2023年3月

61才で早期退職して、1年が経過した。

   『毎日何をやっているのですか?』  

 皆さんからは好奇の目で聞かれる。簡潔な回答は難しく、いつもテキトウな返答をしているが、良い機会なのでこの1年を振り返りましょう!(3月5日で1年経過)

1年間を分析

2023年3月、顧客のA社の方々が送別会を開いてくれた。これが最後の勤務日、いよいよ明日から『第2の人生』、スーツ、ネクタイ、名刺の仕事の勝負3点セットはもう要らない!
繊細で柔らかな『日本の大自然』にどっぷり浸かって満喫する!これが退職後のテーマである。(2023年3月 本栖湖、浩庵キャンプ)
奥深く豊かな『日本の歴史』に触れる。これも退職後のテーマである。(2023年10月 奈良・南紀ツーリング)

そもそも退職したら以下の4つのテーマで過ごすつもりでいた。
  釣り・山登り・ランニング

このテーマ別で、1年間の実際の行動日数を分類すれば以下。

カテゴリー年間の
活動日数
振り返り反省とコメント
110日このうちソロ旅行が46日、64日が夫婦での旅行
本来なら1年の半分以上は旅に出ていたいが、
1年目は色々ありまあこんなモノだろうと思う。
釣り5日旅の途中で釣りしたりしたが、全く行けなかった。
理由としては、ほぼ40年ぶりとなるソロ旅行に
傾注しすぎたせいかと思う
山登り5日たった5座のみ登頂だった。(それも低山)
理由は上記と同じだが、予想に反してカミさんが
山に行きたがらないもあるかも
ラニング144日年間の走行距離は、1,762km。
1年を通して、ランだけは真面目に取り組んだ感がある、
逆にランに集中しすぎ、他が出来なかったとも言える。
何もしない101日年間で自宅にいたのは245日となる
(ランニングも自宅からとして加算)
在宅日に何をしているのか?は、下段参照

この1年間を総括すると以下となる。
①毎日が忙しくとても充実していた!
②退職して本当に良かった!(復職する気はみじんも無い)
③4つのテーマのうち。釣りと登山が全く出来無かった

北海道ソロツーリングでは、同年代のジジイライダーがワンサカ居て、超刺激的だった。(2023年7月 北海道ツーリング)
練習をサボれば年齢的にすぐ体力や走力が減退する。そう思うとどうしてもラン中心の生活になってしまう。
奈良の仏像には見入ってしまった。飛鳥文化の美しさ、高度さ、歴史の長さ、全てに感激した。(2023年10月 奈良・南紀ツーリング)

何もしない日は?

 だいたいの自分の行動パターンを割合で振り返ってみる。
上記の日数通り、”1年の1/3は旅”で、どこかに外出している。
残り2/3は自宅に居るわけだが、そのうちの半分、すなわち”1年の1/3はランニング”だ。ランはだいたい最低10km走で、なんやかんやで数時間は要するから、1日の半分はランとなる。
で、ランの日の残りの半日と1年の1/3が、何もしない日”となる。
その何もしない日は何をやっているのか?
・アクティビティーの整理やブログ作成と、次の計画立案
・2023年は新居に移動後で、趣味を兼ねたDIYなど家のことも多かった
・家事全般(後記)、子供や孫
・のんびりする(TV、読書、PCなど)

孫とのふれあいは楽しく嬉しいが、初孫のため、どのような距離感で接するのか、迷うことも多い。
天気が良く自宅周辺を散歩!引っ越したばかりなので近所でも発見が多く楽しい。将来、車やバイクを止めたら、この辺を毎日散策しよう。

夫婦の距離感

 退職までの10年間は単身赴任が長かったので、夫婦が急に一緒に生活することになった。
 
『妻は今までマイペースで生活、が急に夫のお世話が加わり、妻がノイローゼになる

はよく言われ、ボクもそこは十分理解して、お互い干渉しない姿勢を貫いてきたつもりだが、最初の半年ほどはぎこちなかったナー。
 お互い適度な距離感が必要だが、ボクは長短期のバイクひとり旅があるしランニングも単独、カミさんは、週2回のお仕事があるしテニス練習も週2~3回ある。まあお互いそれなりの個々があって、このままで良いですな。

お互い過度な干渉はしない、暗黙の了解だが、日本での生活は30年ぶりか。(子供や孫か帰省しない正月)
旅の出発前は文句も多いが、キャンプ生活ではカミさんから一切苦情が出ない、ボクにとっては多とすべきでしょう
北海道は去年2回行った。何と表現して良いか?『北海道はとても良い』これしか言えないが、今年も2回行く予定。

ボクの家事

 食事は、カミさんが ”作る担当” でボクが ”片付け担当” と、家事は分担している。
 夕食時に必ず晩酌するボクは、酒が回ってとても気分が良くなった頃に”片付け”をしなければならず、これが大変ツラい。ただ、おかげで酒量が減って良かったとも言えるが、、。
 洗濯や掃除、ゴミ出しも分担である。もちろんカミさんの下着も、ボクが干したり畳んだりしているゾ。

キャンプでは、カミさんは、総料理長とエライ役回りとなる。
秋の京都は良かった。この時は、ケチケチ精神者にしては珍しく、全てホテル泊とした。(2023年11月 秋の京都くるま旅)

資金はケチケチ生活で

 年金受給はまだ3年以上、それまでは完全無収入なのに、こんなに遊んで良いのか?
 もちろんそのために資金計画は何度も検討し、まず実施すべきは→無駄な浪費は一際せずケチケチ精神を徹底するである。

以下は節約実施例
・ビールは発泡酒へ変更、好きなワインは止め、4Lで1,500円の焼酎へ切り替え、安売り店で箱買い
・節電、猛暑でも13時までエアコン我慢(おかげで7月の電気代は6,000円に抑えた)
・高速道路は深夜割引利用か、下道を極力使う。自宅から街までバスの5kmは、歩いて往復する
・旅では、テントか車中泊、お土産は買わない、ご当地食は1日1回以下、無駄な入場・駐車料を削減
・特別な理由以外は外食禁止、外出時は水筒持参しペットボトル缶コーヒー禁止。
・靴下の穴は補修など衣類は徹底的に着倒す、息子娘の古着を着用、外見や華美にはこだわらない
などなど、考えられる散財は一切禁じてきた。

 こうやって1年経過し、出費を集計したが予想金額以下に抑えられたので、実は”心豊かな老後”も必要かと思い直し、今年から節約を緩和しある程度の出費を決めた。
それは、
・ボケ防止のため文化的生活を!で、新聞を購読する、また趣味の雑誌も数冊、年間購読を検討中
・風呂は週1回あとはシャワーを、冬に限り毎日風呂に変更した(ただし湯面は最低レベルだけど・・)

まとめ

早期に退職し、趣味生活をする』と言ったら、
全ての先輩から『3ヶ月で飽き復職するよ、オレもそうやった』と言われた

 自分はそうでは無いとの確信通り、実際、毎日が充実しあっという間の1年間だった。
 とは言え、計画していた遊び(アクティビティー)は想定の半分程度の実施であった。一方自身の身体では、経験したことの無い腰痛が出たり、スキーで痛めた指が2ヶ月経っても治らなかったり、知人の名前が即座に出てこなくなったりと、退化老化は容赦なく進んでいる。

  ⇨ 健康寿命は短い! 頑張って、今以上に遊ばなくてはならない!!

現役時代の会社の方から声がかかり、飲み会。お誘いは大変ありがたい。人脈は大切にしないと退職したら人と会う機会が少ない。
現役時代はずっと海外だったので、退職後、長い間ご無沙汰していた親類を訪問した。(2023年3月 墓参り帰省

今年は?

①大型二輪免許を取得するか?
現在400ccのバイクを所持。これで問題は無いが、ライダーの夢である大型二輪には一度はまたがるべきじゃ無いか、そのささやきはいつも聞こえる。悩ましいね。
②渓流釣りに行かないのか?
ボクの第一の趣味は、自然の川や湖での釣り。なのに管理釣り場ばっかり行っている。3月になった。渓流釣りは解禁されているけど一向に行く気が無い。ウェダーも廃棄したまま。どうした、オレ?
③孫の第二子が出産予定
我が家に帰省してくれ出産する予定となっている。ボクは運転手という重要な任務が待っているため、2ヶ月間ほどアクティビティーは封印される。

またこの風景に出会うため、今年も旅に出よう。本当のこと言うと、1年中放浪の旅をしたいが、、。(2023年7月、北海道)
バイクを横に、風の音や虫の声を聞き、星空を眺め、酒を飲む!40年来のこの趣味。(2023年10月 南紀)

〈 終わり 〉

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