■ステージ3 『休養日』 姫路でホテル滞在■
7日目(火)移動 琵琶湖→姫路
朝コーヒーを飲んでから釣りに行くが、風が強く30分ほどで切り上げる。結局、琵琶湖のブラックバスは遊んではくれませんでした。いつか装備を調えてリベンジぢゃ!
朝の気持ちよいときに少し読書。
荷物を整理しながら撤収したら2時間もかかってしまった。森のHolidayキャンプ場は、高いけど良いキャンプ場でした。バイクやソロの値段設定(まあ最大2,000円)をしてくれれば助かるし、平日に人も来るのにな~~~。
今日は風が強いし寒い。京都までは高速道路のような道が続いた。
嵐山の市営駐車場でタンデムのご夫婦と話す。旦那さんは米国人、バイク好き、カリフォルニアから、聞きやすい英語で話してくれた。奥さんは日本人で30年以上アメリカ在住、これから小浜方面へ行くそう、写真を取り合った。
京都から国道372号線は、トラックがちょっと多いが信号が少なく快適な道だった。緑に輝く山が美しい。止まるのが惜しく走り続けたため、昼飯を食べ損なった。レンストランなんて無い田舎道で、ようやくコンビニがあり駐車場に直座りして簡単に食べた。セローに乗った地元の人に、「東京からですか?」と話しかけられる。ここまで来れば旅感が高くなるね。
全て下道を約200km走って、姫路到着。今回の旅の第一目標地点である。
今夜から3泊は姫路キャッスルグランヴィリオホテルである。無料の駐車場が有り、本格的な大浴場があり、清潔なコインランドリーが有り、7,000円/泊とちょっと高いが満足である。
キャンプ用品はほとんどバイクのサイドバックに入れたままで、衣類や生活用品だけを部屋に持ち込んだら、部屋の中が一気に蚊取り線香臭くなった。無理も無いよね、昨日まで蚊取り線香の中で生活していたからね。消臭剤を何度も吹いたが、3日間で消えるやろうかこの臭い、喫煙したと疑われるかも。
まずは衣類を一気に洗濯し、身体は浴槽に長々と浸かり、電子系は充電し、PCを開いてメールを返信した。冷蔵庫がある、湯沸かし器がある、エアコンがある、全てスイッチひとつ、何と文明的な生活だろう。
8日目(水)姫路
悔しいけど柔らかいベッドでよく寝た。まあ外の音を気にしないし、気にならないからね。朝から、残りの衣類も洗濯した。今日は部屋に居て、次の第2目標までの旅の計画と予約などをする予定が、外は快晴なので姫路城に行くことにした。
最近の城流行りで姫路城自体はTVで何度もみているので、コメントは割愛しよう。ただ、350年も前の建築が(途中に改築はあっても)残っていること、それを大事に守られてきたこと、これは感激に値する。法隆寺は1,400年だけどね。
どうせ時間があるのでゆっくり回ることとする。
入場して間もない”なんとかの門”付近のベンチに座って、VR映像が見られるアプリをスマホにダウンロードなどしていれば、おばあさんが「登るのは疲れるね~~」と独り言で寄ってきたので、「どうぞ」と同じベンチを指した。座ってしばらく黙っていたけど、結局30分くらいおしゃべりしてしまった。おばあさんは80才、ひとり旅、横浜在住、などなど。
見学者の8割以上は外人だな。かの国のヒトが少ないので皆マナーが良いし、目があえばちょっとほほえみ合える空気感がとても良い。と思ったらかの国のおばちゃん4名軍団がいて、大きな声でとてもうるさい。どうせこんな木造建築物の価値なんて良くわからないはずなので、早くどっか行ってくれ~~。
二の丸という広場でベンチに座ってしばらくお城を見上げる。快晴の空に白亜のお城は美しい、何度も写真も撮ったがどこから見てもきれいなお城だな。あの時代にこれだけの建築物を考えた発想と、建てた技術がすごいと思う。結局、4時間近く中にいて13,000歩だった。ホテルに戻り遅い昼食。
夕方、ホテル近郊をランニングする。立派な野球場がある運動公園があった。
大浴場でゆっくりする。耳の中、爪の奥まで洗い、だいぶ身体もきれいになったぞ。
9日目(木)姫路
休養も兼ねているので、今日はこれまでの旅の整理と、これからの旅の計画でほぼ終日部屋に居た。
ここまでスマホのナビアプリを使って旅を続けてきたが、やはり地図が無いと旅をした気分にまったくならないし、味気無さ過ぎる。次の四国からは地図を用意し、地理を研究市それを頭の中に入れてから行き先を計画しなければと、姫路駅近くの書店で、ツーリングマップルRを購入した。
夕方、外堀川をラン、大浴場に浸かり
「明日は四国入り」
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